生理正常で妊娠しない
生理が正常でも、妊娠しないことがあります。
生理周期が正常でも妊娠しない?
生理周期が正常で、毎月ちゃんときているのに妊娠しないことがあります。
でも、今生理だと思っている出血が、実は生理ではない可能性があります。
排卵がうまくできないと、生理のような出血を起こすことがあります。これを「無排卵月経」と呼んでいます。
無排卵月経とは
無排卵月経とは、生理のような出血が起きても排卵されてない状態で、まるで月経のような出血があるので自分で気が付かないこともある病気です。
無排卵月経の症状として、出血量が少ない、月経痛が軽いなどの症状があります。また、少量の出血がダラダラ続くこともあります。
生理がきても妊娠できないときは無排卵月経を疑ってみます。
原因として、ホルモンバランスが乱れが考えられます。ホルモンが正常に分泌されないため、ダラダラと少量の出血を起こす症状が続くことになります。
無排卵月経の治療としては、漢方薬やピルを使う治療法や排卵誘発剤を使う治療法があります。
妊娠を希望するときは、はじめから排卵誘発剤を使う治療法が選択されることが多いです。
自分で無排卵月経を見分けるには、基礎体温を測ってグラフにすると分かります。
通常の基礎体温表は、低温期と高温期に分かれていますが、無排卵月経の場合には、高温期がなく低温期のままのグラフになります。
中々妊娠しないなと思ったら、思い切って産婦人科を受診して妊娠できない原因を調べるようにしましょう。
関連記事:
・無排卵月経と妊娠
妊娠したいなら、先天性異常のリスクに注意!
妊娠を考えているママに知ってほしいことがあります。
それは、妊娠前から妊娠初期にかけて、大事な栄養素である葉酸が不足してしまうと、「無脳症」や「二分脊椎」など先天性異常のリスクが高くなるということです。
このことは、世界的な疫学的調査で判明したことで、日本でも2002年より厚生労働省が妊娠初期の女性に対して葉酸を積極的に摂取するように通知を出しています。
葉酸は、日頃の食事でも摂取できますが・・・
葉酸は絶対に必要な栄養素なので、不足しないように注意してください。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この次は、生理が正常になったときの妊娠しやすい方法について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠しやすい方法
無排卵月経など、不妊に関連する病気を治療して、生理周期が正常に戻ったことを前提にして妊娠しやすい方法を紹介します。
生理が安定してくると、排卵が起こる排卵日の目安が分かるようになります。
まずは基礎体温を測ることから始めてみましょう。
2・3周期測ってグラフにすると、低温期と高温期に分かれていることが分かるようになります。
低温期の一番最後の日が排卵日の目安となります。
■妊娠しやすい方法の流れ
・基礎体温表で排卵日の目安を調べる。
・排卵日付近で仲良しする。
・早ければその周期に妊娠。
妊娠しやすい方法とは、排卵日付近で仲良しすることです。今までは排卵日当日が一番妊娠しやすいと言われていましたが、最新の研究では、排卵日より2日前が確率が高いことが分かってきました。
このことを考えると、排卵日より3日前から1日後までの期間に仲良しすれば、妊娠できる確率も高くなります。
生理が正常でも妊娠しないと思ってたら、無排卵月経でないことを確認してから上記の方法を試してみてください。
関連記事:
・妊娠しやすい体作り!妊娠しやすい体とは?
この他、正常妊娠全般の話題は正常な妊娠とは?で妊娠初期に気をつけることは妊娠初期に気をつけることで詳しく紹介しています。
妊娠初期の注意点は妊娠初期の注意点でまとめました。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで解説しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。