着床出血とは?
着床出血とは、精子と受精した卵子が子宮内膜に着床する際に少量の出血を起こすことです。受精卵が着床して胎盤を形成するときに起こると言われています。
着床出血の起こる時期は、排卵日から1週間後ぐらいになります。生理予定日からすると、数日前ということになり生理と勘違いして妊娠に気が付かない人もいます。
しかし、着床出血が起こる確率は100人に2人ぐらいと言われていて、そう多くはないようです。
生理以外に出血があるのは、全部不正出血です。生理でもなく妊娠検査薬で陽性にならずに陰性になるときは、産婦人科を受診して診察を受けるようにしましょう。
着床出血(着床時出血)は一般名で、学術用語としては「月経様出血」と表現されています。まさに生理のような出血が起こるので月経様と表現しています。
着床出血の症状
着床出血の症状としては、少量の出血、色は鮮血の赤やピンク色、茶色などがあります。ピンク色や茶色は、おりものに血が混ざったものです。
出血した際に、腹痛を感じる人もいるようです。生理のような鈍痛やチクチクした腹痛などがあります。しかし、全く腹痛を感じない人もいて個人差が大きいようです。

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

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葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この次は、着床したときの妊娠初期症状について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
着床したときの妊娠初期症状
受精卵が着床することで、妊娠が始まって、様々な初期症状が出てくることがあります。
■着床したときの妊娠初期症状
・熱や頭痛などの風邪のような症状。
・胃痛やムカムカ、吐き気などの症状。
・腹痛や腰痛、股関節痛などの痛み。
・便秘や下痢など胃腸症状。
・肌荒れやニキビができる。
このような症状が現れることが多いです。
しかし、このような症状は、通常の生理前に起こる症状と似ているので、妊娠したことに気が付かない人も多いです。
生理予定日を過ぎても、生理が来ないので初めて妊娠に気が付く人も多いようです。
生理周期が正常の人でも2・3日のズレがあるので、着床出血のような出血があったとしても、それだけで妊娠したと判定できません。
妊娠検査薬が使える時期まで待って、検査して妊娠を確かめてみましょう。
妊娠検査薬が陰性のときは
出血があっても、妊娠検査薬が陰性のときは妊娠していないことになります。次の周期に妊娠できるように準備していきましょう。
生理周期が正常でも、中々妊娠できないときは、排卵日付近で仲良しするタイミング法を試してみるものいいかもしれません。
排卵日を予測するには、基礎体温表を付けると目安が分かるようになります。まだ、基礎体温を測っていない人は、すぐに測って記録するようにします。
最近では、スマホで簡単に記録できるので試してみてください。
この他、生理予定日と着床出血の関係については生理予定日に着床出血で、生理予定日全般の話題は生理予定日で詳しく解説しました。読んでみてください。
生理周期については生理周期で説明しています。
妊娠では妊娠から出産までの疑問や対処法をたくさん紹介しています。読んでみてください。