着床時期の胸の張り
着床時期の胸の張りは、黄体ホルモンの影響で胸の張りを感じることがあります。しかし、この症状だけで妊娠の判断ではできません。
通常の生理でも、生理前に胸が張ることがあるので、妊娠か生理か判断できないことになります。
着床後に胸の張りがある?
着床したときに症状出ないとされますが、着床後に胸の張りや重たい下腹部痛、ムカムカなどの吐き気を感じるママもいるようですね。
このような症状が出るのは、おおよそ生理予定日を過ぎたあたりからです。生理予定日といえば、妊娠4週なので、早い人はこの時期から妊娠の初期症状を感じるようになります。
妊娠の初期症状は、頭痛や微熱のような風邪に似た症状、胸の張り、腰痛や下腹部痛といった生理前の症状とよく似ているため、妊娠自体に気が付かないことも多いようです。
私自身、風邪に似た症状があったので風邪かなーと思っていたら妊娠していました。それからは辛いつわりが始まりましたが。。。
それは置いておいて、着床時期の胸の張りだけで妊娠を判断することはできません。生理開始から3週目ぐらいに胸の張りがあったとしても生理前の症状の可能性があります。
着床したかどうか確認するときは、妊娠検査薬を使うようにしましょう。
着床する時期に症状は出ない?
医学的には、着床する前や着床したときに胸の張りや下腹痛などの症状は出ることはないとされています。
一般的に言われている「着床痛」は、医学的は根拠はないものですが、チクチクした痛みや生理のような鈍痛を感じたという人もいるようです。
症状は出ないと考えたほうが自然ですね。
着床する時期っていつ?
排卵日に仲良ししたとして、それから約1週間後に着床することが多いです。
つまり、生理開始から約3週間後が着床する時期になります。着床する時期は、個人差がありますが、おおよそ排卵の時期から1週間から10日前後の時期に着床します。
生理開始予定日から、数日前か当日ぐらいまでの期間です。
着床出血とは?
この時期に、少量の出血を起こすことがあります。この出血は、「着床出血(着床時出血)」と呼ばれているもので、100人に2人ぐらいの確率で起こります。
着床出血は一般名で、学会などでは「月経様出血」と表現されます。
この時期は生理予定日の数日前になるので、生理が来たと勘違いする人も多いようです。
詳しくは、生理予定日に着床出血@妊娠超初期での色や量、時期や確率は?で説明しています。
排卵後に胸の張りがないのに妊娠?
排卵後の症状で、胸の張りがないのに妊娠していることがあります。
胸の張りなど、妊娠初期の症状を感じない人も多く、症状がないからといって異常というわけではありません。
着床する時期は、先天性異常のリスクに注意!
着床する時期を含む、妊娠前から初期にかけて、葉酸が不足すると、「無脳症」や「二分脊椎」など先天性異常のリスクが高くなることが分かっています。
葉酸は、日頃の食事からも摂取できますが、必要な量に足りていないのが現状です。
葉酸は絶対に必要な栄養素なので、不足しないように注意してください。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
着床を判定する検査薬はない?
着床したことを直接判定できる検査薬はありません。着床後に胎盤を形成するときに分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)を検出できる妊娠検査薬なら、間接的に着床したことを調べることができます。
着床したかどうかを知りたいときは、生理予定日か生理予定日1週間後まで待って、妊娠検査薬が陽性になるか確かめてみましょう。
この他、着床後の症状については着床後の症状で詳しく解説しました。
妊娠超初期については妊娠超初期で、妊娠初期に気をつけることは妊娠初期に気をつけることで説明しています。読んでみてください。
妊娠初期の注意点は妊娠初期の注意点でまとめました。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで解説しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。