高温期の症状
高温期の症状は、イライラ、便秘、ニキビや肌荒れ、吹き出物、便秘やむくみ、涙腺がゆるくなるなど精神的に不安定になるなど、体調不要になることが多いです。
こういった症状が強くなると、PMS(生理前症候群)と呼ばれることになります。
妊娠すると、高温期が持続することになるので、このような症状の他に、頭痛や微熱、喉の痛みや寒気を感じるなど風邪に似た症状、腰痛や股関節痛、太ももの裏側が痛い、頻尿になるなど様々な症状が出てきます。
高温期が何日続くと妊娠?
高温期の期間が何日ぐらい続くと妊娠しているかというと
「16日以上で疑い21日以上で可能性が非常に高い」
ことになります。
一般的に、高温期の期間は、11~15日が正常だと言われます。高温期が10日以内だと黄体ホルモンの働きが弱っていて妊娠しにくくなる原因になることもあります。
高温期の症状と妊娠初期の症状は、大変よく似ています。症状のありなしで妊娠を判断することはできません。
妊娠を知りたいなら、生理予定日まで待って妊娠検査薬を使って陽性になるか確かめてみましょう。

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この次は、妊娠初期症状とつわりについて詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠初期症状とつわり
高温期が21日以上続くことで妊娠している可能性が高くなります。この時期になると、妊娠検査薬が反応するので、妊娠しているか分かるようになります。
妊娠していると、この時期から妊娠初期症状が出てくることになります。その中でも多い症状がつわりです。
つわりは、妊婦さん全体の約8割が経験すると言われています。よくドラマでも吐き気があって妊娠していることをイメージする場面がありますよね。
でも、つわりの症状は吐き気だけではないのです。
■色々なつわりの症状
つわりの症状を大きく分けると、次のようになります。
・吐きつわり
・食べつわり
・眠りつわり
・よだれつわり
このような症状があります。
●吐きつわり
吐きつわりを経験する妊婦さんも多いです。少しムカムカするといった軽い症状や吐き気がキツくて何も食べられない症状まで様々です。
食べられなくても、水分だけは補給するようにしましょう。炭酸水が飲みやすいと好評です。
●食べつわり
食べつわりは、いくら食べても食欲が出て食べずにはいられない状態になります。食べていないと、吐き気が治まらないことも多いです。
ずっと食べ続けることになるので、急激な体重増加のリスクがあります。妊娠中に体重が増えすぎると、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病といった病気になるリスクが高まります。
おやつは野菜にする、食べ物を買わないなどの対策があります。
●眠りつわり
眠りつわりは、一日中強い眠気が出るようになります。
注意したいのが、眠りつわりのときの車の運転です。運転中に突然眠気が出てくることもあるので、妊娠初期は、他の人に運転してもらうようにしましょう。
●よだれつわり
よだれつわりとは、いつもヨダレが出て止まらなくなる症状です。ずっとヨダレが出ているので気持ち悪い状態が続くことになります。
このようなつわりの症状ですが、大体妊娠16週ごろまでには治まってくる人が多いようです。頑張って乗り越えるようにしましょう。
高温期の症状を知ることで、ある程度の対策ができるようになります。高温期は、基礎体温表を記録すれば分かるようになるので、今から記録するようにしましょう。
この他、高温期と生理の関係については高温期と生理で、生理周期全般については生理周期で詳しく紹介しています。読んでみてください。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。