排卵出血が鮮血
排卵出血が鮮血のときもありますが、その量は少量で2・3日で治まってくることが多いです。1週間以上ダラダラ続く出血だと排卵が行われていない可能性があります。
それよりも注意したいのが、排卵出血以外の可能性です。
生理以外の出血は、全部不正出血ですのですぐに産婦人科を受診して原因を調べるようにしてください。
排卵出血以外の可能性は?
生理開始から2週間後ぐらいに出血があるからといって、それが排卵出血とは限りません。それが不正出血かもしれないのです。
不正出血が起こる原因は非常に多岐に渡りますが、代表的な出血の原因を紹介します。
■排卵出血以外の原因
・子宮頸管ポリープ
・膣部びらん
・クラミジア感染症
・子宮頸がん
・子宮頸がん
・無排卵
・子宮頸管ポリープ
・子宮内膜増殖症
このような原因があります。
この中でも、最近増加傾向にあるのがクラミジアです。クラミジアは感染すると発熱などの症状が出ることもありますが、無症状のことが多い感染症です。
クラミジアは、放置しておくと上行感染を起こし子宮内や卵管まで炎症が拡大することがあります。重症化すると、骨盤内にまで炎症が広がることがあります。
クラミジアは、自分が治療してもパートナーが感染していれば、また再発する可能性があります。治療を行うときは、パートナーと一緒に治療することが大切です。
また、子宮頸がんや子宮体がんといったものは、症状が出てくる頃には症状が進んでいることもあります。不正出血がすぐに受診と言われるのはこのためです。
この次は、不正出血とおりものについて詳しく紹介します。まだまだ続きます。

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詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

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葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
不正出血とおりもの
不正出血は、鮮血だけではありません。ピンク色や茶色、茶褐色など色が付いたおりものも不正出血の可能性があります。
ピンク色は、おりものに鮮血が混じっているものです。茶色や茶褐色は、古い血液の色です。どちらも血液が混じっている状態になります。
血液が混じると言うことは、どこかに出血があるということを示しています。すぐに産婦人科を受診して原因を調べるようにしましょう。
これ以外の出血が鮮血になる場合は、妊娠初期の状態です。妊娠初期にピンクのおりものがあったり出血を起こすことがあります。
また稽留流産などでも出血があることがあります。
どの原因にしても、出血があるということは体からの何らかのサインであることが多いです。
排卵出血が鮮血の場合もありますが、その他の原因でも出血を起こすので、産婦人科を受診して原因を調べることが大切です。
この他、排卵出血全般の話題は排卵と出血で、生理周期については生理周期で詳しく解説しました。参考にどうぞ。
妊娠では妊娠から出産までの疑問や対処法をたくさん紹介しています。読んでみてください。