排卵検査薬が陽性でも排卵しない?
排卵検査薬が陽性でも排卵しないときがあります。これは全月経周期の7%前後に起こるとされ、決して珍しいことではありません。
また、うっすら薄い線が出て陽性かどうか判別が付かない人やずっと陽性反応出る人、全く陽性反応が出ない人など個人差が大きいようです。
これとは反対に、排卵が起こっている状態なのに、排卵検査薬が陰性を示す偽陰性があります。こちらの方は頻度としては低いものとされています。
排卵検査薬が偽陽性になる原因
排卵検査薬が、排卵がないのに陽性を示す偽陽性となる原因は、尿の濃度が濃すぎることが原因と言われています。
あまりに濃度が濃すぎると、偽陽性となる場合があります。
朝一番の尿で検査したほうがいいと言う人もいますが、これでは濃度が濃すぎて陽性なのに排卵していない擬陽性を示すことがあります。
排卵検査薬を使う時間
排卵検査薬はいつでも使っていいわけではありません。おすすめの使用する時間帯があります。
検査薬は価格が高いので、正確に判定するためにも使用する時間には気をつけましょう。
■排卵検査薬を使う時間は?
検査薬を使用する時間帯として、「午後4時から午後10時まで」の間が推奨されています。
この時間帯は、きちんとデータが取れているもので、信頼できるものと思われます。
午後4時から午後10時までの間なら、いつでもいいというわけではなく、毎日決まった時間に検査することが大切です。
■1日に検査する回数は?
偽陰性を見分けるために、排卵日が近づいてくると1日2回検査することがあります。
これは正確性を見極めるもので、生理周期が安定している人は1日1回でも問題はないとされています。
生理不順だと検査薬だけは無理かも?
生理不順があると、排卵検査薬だけでは排卵日を特定することは難しくなります。基礎体温表や産婦人科での超音波検査を利用することで排卵日を特定しやすくなります。
排卵検査薬が陽性でも排卵しないことがあるので、使用方法や使用する時間をしっかり守るようにしましょう。
排卵検査薬って何?
排卵検査薬ってどんな原理で検査しているのでしょうか?
少しおさらいしながら、原理を説明します。
排卵検査薬は、排卵前に起こるLHサージという現象を関知して判定を行います。
LHサージとは、排卵が起こる少し前にLH(黄体ホルモン)の量が急激に増える現象で、LHサージの14~26時間後に排卵する言われています。
検査薬の説明では、36時間以内とされていますが遅くても48時間後には排卵されることが多いです。
このことから、排卵検査薬でタイミングを取るなら、少し薄く陽性になったぐらいから連続して仲良しすることで、妊娠できる確率も上がってくるこことになります。
妊活中なら、先天性異常のリスクに注意!
妊活中のママに知ってほしいことがあります。
それは、妊娠前から妊娠初期にかけて、重要な栄養素である葉酸が不足してしまうと「無脳症」や「二分脊椎」など先天性異常のリスクが高くなるということです。
このことは、世界的な疫学的調査で判明したもので、日本でも200年より厚生労働省が妊活中の女性に対して積極的に葉酸を摂取するように勧告を出しています。
葉酸は絶対に必要な栄養素なので、不足しないように十分に注意してください。
詳しくは、下記ページで解説しているので読んでみてください。
この他、排卵検査薬については排卵検査薬で詳しく解説しています。読んでみてください。
妊娠では妊娠から出産までの疑問や対処法をたくさん紹介しています。読んでみてください。