IFCE子宮内膜再生術
IFCE(子宮内膜再生術)とは、オーク住吉産婦人科で行われている生殖補助医療の一つです。子宮内膜再生術を行うことによって妊娠率の向上を目指す新しい技術です。
IFCEを行うことで、行わなかった場合と比べて妊娠率が約3倍になっています。
子宮内膜再生術の対象になる人
子宮内膜再生術は、体外受精を何回も行っているのに、着床しない着床不全(着床障害)の人が対象になっています。
詳しく紹介すると
「グレードの高い胚を3回移植したにもかかわらず、妊娠反応がない人」
が対象となります。
この次は、IFCE子宮内膜再生術の具体的な検査内容を詳しく紹介します。まだまだ続きます。
子宮内膜再生術の検査内容
子宮内膜再生術の検査内容次のようになります。
・子宮内を検査する。
・問題がないときは次の周期に施術。
・何か問題があれば治療する。
このように検査が進みます。
●子宮内を検査する。
生理が終わるころ10日目ぐらいに子宮内の検査を行います。
・子宮鏡で内部に異常がないか確認する。
・子宮内膜を綿棒で擦って組織を採取、細菌培養する。
・キュレットと呼ばれる専用器具で子宮内膜に傷をつけて内膜を採取する。
上記の3つが行われます。
この検査では、着床に影響があると言われる子宮内膜ポリープや子宮筋腫、これに加えて慢性子宮内膜炎でないか確認されます。
慢性子宮内膜炎は、着床不全と診断されう女性の約3割にみられる疾患です。
慢性子宮内膜炎と診断されれば、内服薬で治療を行い2週間後に再検査して問題がなければ次の周期に胚移植が行われます。
●問題がないときは次の周期に施術。
子宮内を検査して問題がなければ、次の周期にキュレットで傷をつけた部分に胚移植を行います。
●何か問題があれば治療する。
子宮筋腫や子宮内膜ポリープなど、着床を妨げる原因が見つかれば、手術や内服薬によって治療を行った後に再検査をして内膜に傷をつけて、次に周期に胚移植を行います。
子宮内膜再生術のデメリット
この手法のデメリットは、子宮内膜に傷をつける際に痛みが発生することです。痛みを軽減するために専用器具を改良しているところです。
IFCE子宮内膜再生術は、反響が大きく予約が殺到しているようです。今受診しても施術できるかどうか分からないので、オーク住吉産婦人科に問い合わせてみてください。
オーク住吉産婦人科
〒557-0045
大阪市西成区玉出西2-7-9
TEL.06-4398-1000
FAX.06-4398-0800
この他、不妊治療については不妊治療の種類で紹介しています。参考にしてみてください。
妊娠では妊娠から出産までの疑問や対処法をたくさん紹介しています。読んでみてください。