出産までにかかる費用
出産までにかかる費用は、妊娠前からの検査薬の費用や妊娠確定の受診費用、妊婦検診やお祝いの費用など多岐に渡ります。
また、分娩する施設や病院によっても数十万円程度の差があって、住んでいる地域によってもかなり違ってくるのが現状です。
分娩する施設や病院が決まっている場合は、事前に確認しておくことが大切です。
妊娠から出産までにかかる費用
ここでは、具体的な妊娠から出産までにかかる費用をまとめてみました。
・妊婦健診の費用
・分娩入院の費用
・マタニティ、ベビー用品
・里帰り費用
・内祝い
・赤ちゃんの行事費用
大きく分けて上記のような費用が掛かります。
この次は、各費用について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠・出産の費用
●妊婦健診の費用
赤ちゃんの心拍が確認されたあとは、母子手帳が交付され妊婦検診を受けることになります。妊婦健診は、施設や自治体によって様々ですが、おおよそ15回程度の健診になります。
ここで注意したいのが、「妊婦検診は無料ではない」ことが多いことです。国が妊婦健診の無料化を掲げているため、すべて無料になると誤解している人も多いと思いますが、ほとんどの場合で自己負担が発生します。
だいたい妊婦健診1回につき3,000円~5,000円ぐらいです。
自治体によっては無料になることもあるので、母子手帳をもらうときに確認するようにしましょう。
妊婦健診の費用は全体で約5万円です。
●分娩入院の費用
出産をするための入院費用です。これは、入院する産院などによって大きく違ってきて、出産一時金の42万円を超えて70~100万ぐらいになることもあれば数万円戻ってくることもあります。
公立の総合病院が費用が安いことが多いので、問い合わせてみるのもいいでしょう。
分娩費用の自己負担は約10万円です。
●マタニティ、ベビー用品
入院するときのパジャマや退院するときの服装、生まれてきた赤ちゃんの服などの費用です。出産後は大きく体型が変わっているので注意が必要です。
マタニティ、ベビー用品の費用は約3万円です。
●里帰り費用
里帰り出産を希望する人は、里帰りの費用も考えておく必要があります。
里帰り費用は約5万円です。
●内祝い
赤ちゃんへのお祝いのお返しの費用です。基本は半分返しが多いようです。
平均費用は約8万円です。
●赤ちゃんの行事費用
地方によって異なりますが、生まれてきた赤ちゃんをお祝いするために様々な行事が行われます。
このための費用は約10万円ぐらいが平均です。
このように出産までにかかる費用は、40万円以上費用がかかることになります。当日になって慌てなくていいように、事前に準備しておくと安心です。
この他、出産費用については出産費用はいくらぐらい?で、妊娠費用については妊娠の費用はいくら?で詳しく解説しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。