胎のうの形がいびつ?
胎のうの形がいびつに見えても、次の健診で無事、胎芽と心拍が確認できた人もいます。胎のうの形だけで流産とは診断できません。
胎芽や心拍が確認できないときは不安になりますが、時間が必要でもあるので、リラックスして次の健診を待つようにしましょう。
胎のうの形がいびつに見える原因
胎のうは、本来楕円形の丸い形をしています。これがつぶれて見えたり三角形やタマネギ、三日月のように見えたりすることがあります。
このようないろいろな形に見える原因として、超音波検査(経腹エコー)の角度や方向によって様々な形に見えることがあります。
楕円形のものでもつぶれたように見えたり、三角形やタマネギ、三日月のように見えたりすることがあります。
医師から問題はないことが告げられていれば、気持ちを楽に持って次の健診を待つようにしましょう。

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この次は、胎のうの次に確認される胎芽や心拍が確認できる時期について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
胎芽や心拍が確認できる時期
胎芽や心拍が確認できる時期は、一般的に妊娠6週ごろと言われています。
胎のうが確認できるのが、おおよそ妊娠5週ぐらいなので、その後1週ぐらいで胎芽と心拍が確認できることになります。
胎芽や心拍が確認できるまでは、まだ正常な妊娠とはいえません。胎のう、胎芽、心拍が揃って初めて正常妊娠と確定診断されます。
それまでは、流産することもあることを知っておく必要があります。
心拍確認前と後の流産率
流産は妊娠最大の合併症です。
心拍確認前の流産率は、妊婦さん全体の約15%とされています。つまり、6人に1人ぐらいは流産を経験していることになります。
これに対して、心拍が確認された後は、流産する確率が5%以下にまで減少します。心拍が確認されると、妊娠を継続できる確率が高くなります。
胎のうの形がいびつでも、順調に妊娠を継続できる人もいます。三日月やバナナ型の人でも順調に過ごしている人もいます。
不安はつきないと思いますが、安静にして次の健診を待つようにしましょう。
この他、妊娠初期に気をつけること全般については妊娠初期に気をつけることで詳しく紹介しています。
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