つわり症状で頭痛?
つわりの症状として頭痛が起こるというよりも、妊娠初期症状の一つして頭痛が起こることがあります。つわりの症状と一緒に痛みが出ることもあって辛い日々が続いている人もいます。
妊娠初期に頭痛になる原因は?
つわりの症状が起こる妊娠初期に頭痛が起こる原因として
・ホルモンバランスの変化。
・鉄分不足。
・首のこり。
・頭の血管が細い。
このような原因が考えられます。
●ホルモンバランスの変化。
妊娠初期はホルモンのバランスがダイナミックに変化するときです。この時期に頭痛など体の痛みや不調が起こることがあります。ちょうど生理前の症状と同じような症状が出ることが多いです。
●鉄分不足。
妊娠中は、赤ちゃんの分の血液も必要になるため、どうしても血液が薄くなっています。それで鉄分が不足するため頭痛が起こることがあります。
●首のこり。
首のこりがあると、血液の流れが悪くなって頭痛が起こることがあります。
この次は、妊娠初期の頭痛はいつまで?と頭痛を軽くする対策を紹介します。まだまだ続きます。

妊娠初期に葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
妊娠初期の頭痛はいつまで?
つわりと頭痛が一緒に来ると、とても辛い日々が続くことになります。痛みはいつまで続くの?と心配になりますよね。
つわりと頭痛を一緒に体験した先輩ママに聞いてみると、およそ安定期に入った頃に痛みが治まってくるという意見がありました。
個人差がありますが、安定期に入る妊娠中期ごろが目安となるかもしれません。
頭痛を軽くする対策
妊娠初期の頭痛を軽くする対策として
・頭痛が治まるまで横になる。
・首の根元を温める、冷やす。
・鉄分を意識した食事をする。
・産婦人科で薬を処方してもらう。
このような頭痛対策があります。
●頭痛が治まるまで横になる。
頭痛対策として、部屋を暗くして横になると症状が軽減できることがあります。これとは反対に寝過ぎても頭痛の原因になるので、適度な時間休むようにしましょう。
●首の根元を温める、冷やす。
首こりからの頭痛は、首の根元を温める、あるいは冷やすことで改善できることがあります。温める、冷やすは、その日によって違ってくることもあります。
●鉄分を意識した食事をする。
日頃から鉄分の多い食品を食事に取り入れるようにしましょう。鉄分が不足しても頭痛の原因になります。
レバーやウナギ、ひじきなどは鉄分が多い食品ですが、先天性異常の原因になることがあるので、妊娠中は食べないようにしましょう。
●産婦人科を受診。
ひどい頭痛なら、産婦人科を受診して妊娠中も飲むことができる薬や漢方を処方してもらいましょう。市販の頭痛薬は妊娠中は禁忌の成分が入っていることもあるので、飲まないようにしましょう。
つわり症状で頭痛というよりは、妊娠初期症状の一つと考えたほうがいいかもしれません。妊娠中期には治まっていることも多いので、しっかり対策をして乗り切りましょう。
この他、つわりの症状については、つわりの症状はどんなもの?で、つわり全般の話題はつわり・悪阻のまとめで詳しく説明しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。