妊娠率を上げるには?
妊娠率を上げるには、ママとパパの健康管理や仲良しの回数、病気の有無などを知っておくことが大切です。
通常の夫婦生活を行って2年で妊娠できないときは「不妊症」となります。最近では1年で不妊症と捉えて不妊症の治療を行う産婦人科やクリニックも増えてきました。
実は不妊の原因の半分は男性側にあります。妊娠と言えばママが頑張っているイメージがありますが、パパに原因があると中々妊娠しにくい状態が続くことになります。
妊活は夫婦で行うものです。どちらが欠けても妊娠できないので、夫婦で妊活を行うようにしましょう。
妊娠率を上げる方法
最近では、1年以内に妊娠しなければ不妊治療を行うクリニックや産婦人科も
妊娠率を上げる方法として
・ママとパパに異常がないか調べる。
・食生活や生活習慣を改善する。
・妊娠しやすい方法を試してみる。
このようなことに注意しましょう。
●ママとパパに異常がないか調べる。
何回仲良ししても妊娠できないときは、ママやパパもしくは両方に妊娠できない不妊の原因があることがあります。
不妊の原因として、女性側が約4割、男性側にあるのが4割、残りの2割は原因不明となります。つまり男性側にも女性と同じぐらいの割合で不妊の原因があるということです。
男性側に不妊の原因があることは、あまり知られていません。
妊娠できないなと思って不妊外来を受診するときは夫婦で検査を受けることが大切です。
●食生活や生活習慣を改善する。
偏った食事や不規則な睡眠時間では、体調に影響を及ぼしてストレスをため込むことになります。
1日3回きちんと食事をして、同じ時間帯に就寝できるように日常生活を改善していきましょう。
●妊娠しやすい方法を試してみる。
自分でも試すことができる妊娠法としてタイミング法があります。
タイミング法とは、排卵日付近で仲良しをする妊娠法です。不妊外来でも一般的に行われている不妊治療法の一つです。
タイミング法を成功させるには、自分の排卵日がいつなのかを把握する必要があります。まずは基礎体温表を記録するようにしてみましょう。
妊活中は、先天性異常のリスクに注意!
妊活中のママに知ってほしいことがあります。
それは、妊活中から妊娠初期にかけて重要な栄養素である葉酸が不足してしまうと、「無脳症」や「二分脊椎」など先天性異常のリスクが高くなるということです。
葉酸は、日頃の食事でも摂取できますが、熱に弱く吸収も悪いので妊活中のママに必要な量に足りていないのが現状です。
葉酸は絶対に必要な栄養素なので、不足しないように注意してください。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
この次は、妊娠できない理由について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠できない理由
自分でいろいろな妊娠法を試しても、中々妊娠できないことがあります。もしかしたら、妊娠法ではなく他に妊娠できない理由があるかもしれません。
■妊娠できない理由
・ママやパパに問題がある。
・仲良しの回数が少ない。
・ストレスをため込んでいる。
これ以外にも様々な理由で妊娠できないことがあります。
●ママやパパに問題がある。
最初にも紹介しましたが、ママやパパの健康に問題があると、妊娠する確率が低くなります。
ママの場合は、生理不順や子宮内膜症などの婦人科疾患があると妊娠しにくい傾向にあります。月2回生理が来るなど生理不順では、排卵がうまくできていない可能性があります。
排卵が起こらないと、妊娠できないので生理不順を治療してから妊活を行うことになります。
パパの場合は、乏精子症や無精子症など精子の問題や精管機能障害など精子を作る段階で障害が起こると妊娠しにくくなります。
これらの症状や障害は不妊検査をしてみないと分からないことも多くあります。妊娠できないと思って不妊外来を受診する際は、夫婦で原因を調べることが大切です。
●仲良しの回数が少ない。
排卵日だけなど仲良しの回数が少ないと、それだけ妊娠率が低下することになります。産婦人科の医師の中には毎日の仲良しを推奨している医師もいるので回数を増やすことも妊娠率を上げることになります。
仲良しの回数が少ないなら増やしてみるのもいいかもしれません。
●ストレスをため込んでいる。
ストレスをため込んでいると妊娠しにくくなることがあります。不妊治療がストレスになることもあります。治療をお休みしたら自然妊娠できたと言う人もいます。
また、パパにストレスがあると精子の数が減少したり運動率が悪くなることが分かっています。
夫婦でストレスをため込まないことが大切です。
妊娠率を上げるには、ママとパパに原因がないか調べることが大切です。やみくもに妊娠法を試しても時間が過ぎていくだけですから、早めに不妊外来を受診することも選択肢の一つです。
この他、妊娠の可能性がある症状で紹介しました。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。