オギノ式とは?
オギノ式とは、医学博士である荻野 久作医師が1924年に発表した不妊治療を行う方法です。次回の生理予定日が分かれば、排卵日のおおよその日を計算できるため治療に用いられるようになりました。
生理周期から排卵日を割り出す計算方法として用いられてきました。
オギノ式の計算方法
オギノ式の計算方法は次回の生理予定日から12~16日の間に排卵が起こるというもので
次回の生理予定日-12~16日=排卵期ということになります。
つまり、予定日の12~16日に排卵が起こり、この期間に仲良しすることで妊娠しやすくなるというものです。
※オギノ式が使えるのは、毎月決まった周期で生理が来ている人だけです。生理不順や中々生理が来ない人は適応できません。
排卵日チェッカーなども、この計算式を元に計算しているものが多いようですね。基礎体温を測っている人なら、ある程度の排卵日予測に使うことができます。
荻野式で産み分けできる?
排卵日周辺での仲良しする時期を調整する産み分けですが、荻野式で産み分けを実践している人もいるようですね。しかし、オギノ式の場合予定日前の12~16日という幅があるため、産み分けには向いていないとされます。
本当に産み分けを実践するには、産み分けを指導しているクリニックや産婦人科を受診して指導してもらうほうが妊娠できる確率も上がってきます。

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この次は、オギノ式とタイミング法について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
オギノ式とタイミング法
オギノ式で排卵日を調べて妊娠を目指す方法は、現在でいうタイミング法ということになります。
もっとも、今では基礎体温表や超音波検査、排卵検査薬を使って正確に排卵日を推測して、その周辺の期間に仲良しをすることが一般的です。
また、卵胞の成熟度が未熟な場合は、排卵誘発剤を併用することもあるようです。排卵がきちんと行われている人でも排卵誘発剤を使用することで成熟度を上げることができます。
排卵日の特定は、超音波検査や排卵検査薬が正確です。自己流でタイミング法を試しても妊娠できないときは不妊外来を受診して指導してもらうと妊娠できる確率も上がってきます。
妊娠前と妊娠初期には葉酸を摂取
妊活中は食事のバランスを考えたり運動を行うなど体調面に気を遣うことも多いようです。
この時期に摂取しておきたい栄養素が葉酸です。葉酸を摂取することで先天性異常である神経管閉鎖障害のリスクを大きく低減できることが分かっています。
妊娠前と妊娠初期には、葉酸を積極的に摂取することが大切です。葉酸を摂取するにはサプリのほうが効率的で手軽に摂取できますよ。
サプリならつわり中でも無理なく飲むことができます。サプリでの葉酸摂取がおすすめです。妊娠に最適なサプリの選び方については失敗しない!葉酸サプリの選び方で詳しく紹介しているので読んでみてください。
この他、排卵日については排卵日で、妊娠しやすい日については妊娠しやすい日で詳しく説明しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。