出産後は妊娠しやすい時期?
出産後は、妊娠しやすい時期というのは本当でしょうか?
出産後すぐに妊娠したという話もよく聞くので、もしかしたら妊娠しやすいのかな?と思ったりもしますよね。でも、妊娠しにくいという意見もあってどちらなのか分からなくなります。
ここでは、どちらが正しいのか詳しく調べてみました。
出産後は妊娠しやすい?
出産後は妊娠しやすいというのは、どうやら間違いのようです。医学的には出産後のしばらくの間は(授乳が終わる頃まで)は妊娠しにくい状態となります。
なぜ、妊娠しにくくなっているかというと、母乳を与えている間はプロラクチンというホルモンの影響で排卵が抑えられています。排卵がなければ妊娠できないので、妊娠しにくいということになります。
赤ちゃんに母乳を与えることで、子宮の収縮も促進され、子宮と卵巣が休憩する期間を設けています。ママの回復する期間が自然とできているのです。
しかし、早期にミルクへと移行すると約1ヶ月後には排卵が回復することもあり妊娠する可能性が出てきます。出産後に生理が来ていなくても妊娠する可能性があります。
続けて赤ちゃんを出産することになると、上の子と赤ちゃんのお世話ですごく忙しくなることが予想されます。第二子を希望するなら問題はないものですが、希望しないならきちんと対策を立てる必要があります。

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この次は産後の生理について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
産後の生理
産後の生理再開は、個人差がありますが2~6ヶ月後に再開します。早めにミルクに切り替えると生理が始まるのも早くなる傾向があるようです。
二人目を考えているなら、早めの断乳を勧めている産婦人科医もいます。
参考:☆第2子希望の不妊治療は簡単?|松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ
松林医師によると、第二子の不妊治療は第一子より難しくなるとのことです。理由は歳を重ねていることで卵子が老化しており妊娠しにくい状況になっていることがあるようですね。
年齢を重ねることで妊娠率が低下していくのは、医学的に分かっていることです。特に35歳を過ぎると、妊娠率が急激に低下していくことが分かっています。
二人目というと、30代後半になることも珍しくありません。早めの妊活がいい結果になるようです。
■仲良しはいつからできる?
妊活を始めるにあたって、気になるのが仲良しを再開する時期です。ママの体調ののこともあるので、慎重に検討することが大切です。
基本的には1ヶ月健診のときに産婦人科医の許可が下りれば再開することができます。ですが痛みがあるときや悪露が続いているときは様子をみて産婦人科医に相談するようにしましょう。
産後は生理が来なくても排卵が起きている場合があります。二人目を希望しない場合は、しっかり対策するようにしましょう。授乳中のピルは母乳に出るのでNGです。
出産後は、妊娠しやすい時期と言われますが医学的に証明されているわけではありません。俗説といったほうがいいかもしれません。ですが、断乳後は排卵がある可能性があるので十分に注意することが大切です。
この他、妊娠しやすい時については妊娠しやすい時はいつ?で、妊娠しやすい日全般の話題は妊娠しやすい日で詳しく説明しています。
妊娠では妊娠から出産までの疑問や対処法をたくさん紹介しています。読んでみてください。