中間出血の原因
中間出血の原因は、排卵の影響によるものです。出血を起こす原因として、ホルモンの一時的減少と卵巣からの出血があります。
●ホルモンの一時的減少
排卵が起こる排卵期には、女性ホルモンである卵胞ホルモンが一時的に減少します。この影響で少量の出血を起こすことがあります。
●卵巣からの出血
排卵は、卵巣から卵子が殻を破って飛び出してくるのですが、飛び出す際に出血を起こし、それが伝ってきて出血を起こすことがあります。
このような症状は、生理的なもので異常ではありません。しかし、他にも出血を起こす病気があって注意が必要です。
出血を起こす病気
中間出血の他に出血を起こす病気として
・子宮頸管ポリープ
・膣部びらん
・クラミジアなどの感染症
・膣炎
・子宮体がん。子宮頸がん
このように将来にわたって生活に影響が出る病気が隠れているかもしれません。出血が起こったら、早めに産婦人科を受診して原因を調べるようにしましょう。
中間出血なら排卵がある証拠
今起こっている出血が中間出血であれば、排卵が起こっている証拠です。排卵があれば妊娠できる可能性があります。
この次は、妊娠と年齢の関係について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠と年齢の関係
最近の調査で、卵子も老化することが分かってきました。つまり、年齢が高くなるにつれて妊娠しにくくなっていることを示しています。
それも、段々と妊娠する確率が下がっていくのではなく、ある年齢を境に急激に低下していくことが分かっています。
その年齢は35歳です。35歳というとまだまだ若いと思いますが、産婦人科的には「35歳以上が高齢」に分類されます。
35歳を境にして急激に妊娠率が低下していきます。この現象は、日本だけでなく世界的ににても同様の傾向を示しています。
特に40歳を過ぎると、ほとんど出産できない状態になります。40歳以上でも妊娠、出産できたことはニュースになりますが、それは極めて珍しい事例のようです。
厚生労働省の調査によると、不妊治療を行っている40歳以上の女性が出産まで辿り着いた人は100人に2人しかいなかったそうです。2%の人しか出産できないということになります。
妊娠を考えている人は、酢kそいでも早く妊活を行うことが大切です。年齢的なリミットもあるので、妊娠できないと思ったら、早めに産婦人科の不妊外来を受診して原因を調べることをおすすめします。
この他、中間出血全般については中間出血って何?で、生理周期全般の話題は生理周期で詳しく解説しました。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。