つわりの症状でも妊娠していない?
つわりのような症状があっても、妊娠していないことがあります。
吐き気やめまいといった症状が出るのは女性ホルモンの影響や生理前症候群の可能性があります。
吐き気が続くことがあるので、内科や消化器科を受診する人が多いようですが、産婦人科を受診したほうが原因が早く分かるかもしれません。
つわりみたいな吐き気でも妊娠してない?
つわりのような吐き気が続くようなことがあっても、妊娠でなくて別の病気のこともあります。
つわりのような症状が続く原因として
・女性ホルモンの影響
・生理前症候群
・お腹にくる風邪
・胃がんの症状
このようなことが原因で吐き気が続くことがあります。
●女性ホルモンの影響
閉経前には、女性ホルモンが大きく変化します。いわゆる「更年期」です。更年期になると顔のほてりや吐き気、めまいなどが起こることが多いようです。
若くても、若年性閉経ということもあるので、念のために産婦人科受診をおすすめします。
●生理前症候群(PMS)
生理前に妊娠初期のような症状が現れることを「生理前症候群(PMS)」と呼びます。
頭痛やめまい、吐き気や胃痛が起こることが特徴で、おおよそ生理前に起こることが多いものです。PMSは、若い女性でも起こることが多いのでこちらの可能性もあります。
●お腹にくる風邪
風邪の症状で吐き気が続くことがあります。微熱が続いたり、吐き気や胃痛があるときは、お腹にくる風邪が原因かもしれません。
吐き気が主な症状のときは内科や消化器内科を受診しても問題ないと診断されることがあります。また、めまいなどが一緒に起こっているときに耳鼻科に行っても問題ないと診断されることがあります。
どの診療科を受診しても、問題ないと診断されるときは産婦人科を受診すると原因が分かるかもしれません。
この次は、妊娠の兆候について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
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・PMS、月経前症候群
妊娠の兆候
妊娠の兆候といっても、特別な症状が現れるわけではありません。
生理前症候群(PMS)と非常によく似た症状が出るため、妊娠と見分けが付かないことが多いようです。
主な妊娠の兆候として
・頭痛やのどの痛みなど風邪に似た症状
・腹痛や腰痛など生理痛に似た症状
・左右の下腹部がチクチク痛む
・股関節のあたりが痛くなる
この他にも様々な症状が現れることがあります。
一方で、全く妊娠の兆候が現れない人も意外と多くいます。
妊娠したかどうかを判別するには、妊娠検査薬を使うことで分かるようになります。
最近では、次の生理予定日ぐらいから使用できる妊娠検査薬もあるので、妊娠かな?と思ったら妊娠検査薬を使って陽性かどうか調べてみましょう。
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・妊娠初期・超初期妊娠症状の兆候まとめ!発熱や喉の痛み、筋肉痛、股関節痛はあるの?
妊娠を考えるなら、先天性異常のリスクに注意!
妊娠を考えているママに知ってほしいことがあります。
それは、妊娠前から妊娠初期にかけて、重要な栄養素である葉酸が不足してしまうと、「無脳症」や「二分脊椎」など先天性異常のリスクが高くなるということです。
このことは、世界的な疫学的調査で判明したことで、日本でも200年より厚生労働省が妊娠前と妊娠初期の女性に対して葉酸を積極的に摂取するように通知を出しています。
葉酸は日頃の食事でも摂取できますが・・・
葉酸は絶対に必要な栄養素なので、不足しないように注意してください。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この他、つわり全般の話題はつわり・悪阻のまとめで詳しく説明しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。