妊娠と排卵日のおりもの
妊娠へ向けて準備するために、排卵日のおりものはさらっと伸びるようになります。親指と人差し指で取ってびよーんと10cmぐらい伸びる感じになることが多いようです。
これは、精子が子宮内に辿り着きやすくするためで、子宮頸管粘液が増えてくるためおりものにも変化が現れてきます。
おりものの伸びが排卵日の一つの目安となります。
排卵日の目安を知る方法
おりものの伸び以外にいくつか排卵日を知る方法があります。例えば、
・基礎体温表から推測する。
・排卵日チェッカーを使う。
・オギノ式で計算する。
・産婦人科で超音波検査を受ける。
・排卵検査薬を使う。
このような方法で排卵日の目安が分かります。
●基礎体温表から推測する。
基礎体温表から、ある程度の排卵日の目安を知ることができます。
正常な生理周期が来ていることが前提になります。基礎体温は2相に分かれていて低温期と高温期の2種類に区別することができます。
低温期と高温期の境目、低温期の一番最後の日付近が排卵日の目安となります。この日はあくまで目安なので、これより前に排卵が起こったり後に排卵したりすることがあります。
基礎体温は、排卵日以外にも婦人科の病気のサインも分かるようになるので、毎日体温を測って記録するようにしてみましょう。
●排卵日チェッカーを使う。
排卵日チェッカーを使って排卵日を計算できます。こちらの計算はオギノ式で計算しているところがほとんどです。
web上で簡単に計算できるサイトもあります。手軽なのは、ルナルナやラルーンなどアプリを使う方法です。アプリなら生理予定日なども教えてくれるので便利です。
この次は、排卵日の目安を知る方法の続きを紹介します。まだまだ続きます。
排卵日の目安を知る方法の続き
●オギノ式で計算する。
排卵日を計算する方法として有名なのがオギノ式です。実際にオギノ式で計算している人も多くいます。
こちらの場合も、生理周期が正常で安定していることが条件になっています。
●産婦人科で超音波検査を受ける。
産婦人科で超音波検査を受けることが最も正確に排卵日を推測することができます。産婦人科では、妊娠でいない原因を調べたり、妊娠する方法を指導してもらうこともできます。
できたら、不妊外来を受診すると妊娠に関して専門で診察しているので、妊娠できないなと思ったら不妊外来を受診することをおすすめします。
●排卵検査薬を使う。
排卵検査薬を使うことでも、正確な排卵日が分かるようになります。デメリットとしては、検査費用が掛かるようになります。
このように排卵日を知る方法は色々ありますが、どれも生理が正常な周期が来ていることが前提になっています。生理不順がある人は治療してから妊活を始めるようにしましょう。