妊娠時の基礎体温
妊娠時の基礎体温は、基礎体温表でいう高温期の体温が持続することになります。中には、2段階で体温が上昇することもあるようです。
通常、高温期の体温は、低温期の0.3度ぐらいの上昇となりますがこれより高い体温を示す(37度ぐらいのこともある)こともあります。
高温期の期間は、11日~16日が正常範囲と言われています。17日以上持続するようなら妊娠の可能性が、21日以上継続することで妊娠している可能性がかなり高くなります。
しかし、妊娠していてもガクッと体温が下がることもあるようで、個人差があります。
基礎体温がジグザクやガタガタになる不安定なグラフになる人は、何か婦人科の病気があるかもしれません。
基礎体温が安定しないと、妊娠する可能性も低くなってしまうので原因を調べて治療することによって妊娠できる可能性も広がります。
基礎体温が高くなる理由
妊娠時に基礎体温が高くなる理由として「黄体ホルモンの影響」があります。
黄体ホルモンは、子宮内膜を厚くして受精卵を迎える準備をします。また、子宮内の環境を整えるために体温をコントロールして受精、着床の準備を進めます。
この黄体ホルモン影響で、体温が高温期のまま持続、または上昇することになります。
妊娠が成立しない場合は、子宮内膜がはがれ落ちて低温期に移行します。
高温期が21日以上継続すると、妊娠している可能性が非常に高くなります。この時期は、生理予定日の1週間後ぐらいの時期になるので妊娠検査薬が使用できます。
妊娠検査薬で陽性が出たら、早めに産婦人科を受診して正常な妊娠かどうかを確かめるようにします。
この次は基礎体温が下がることがある?について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
基礎体温が下がることがある?
妊娠しているのに、基礎体温がガクッと下がる例があるようです。多くの場合は妊娠ではなく低温期へ移行するサインですが、妊娠を継続していも体温が下がることがあるようですね。
ガクッと体温が下がっても、翌日に高温期ぐらいの体温に戻って妊娠を継続できた例があるようです。
どちらにしろ、注意深く観察を行っていく必要があります。
高温期10日目で妊娠検査薬フライング?
妊活をしている人は、早く妊娠の結果を知りたいと思います。そのお気持ちは十分分かります。早く結果が知りたいと思うのは世の常です。
しかし、高温期10日目というような早い時期(妊娠超初期)から妊娠検査薬を使用しても正確な判定はできません。仮に陽性反応が出ても妊娠しているか分からない状態です。
陰性の結果なら、精神的ダメージが大きいです。フライングするんじゃなかったと思うことでしょう。
はやる気持ちを抑えて、生理予定日1週間後まで待つことが大切です。
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