妊娠16週目(16w)の症状や注意点、赤ちゃんの様子
妊娠16週目といえば、赤ちゃんの動きが活発になる時期です。羊水量も増えて赤ちゃんが動きやすくなります。早い人では胎動を感じ取ることもできます。
妊娠16週から安定期と呼ばれるようになって、胎盤が完成して妊娠が安定する時期になります。子宮も大きくなるので、お腹が大きくなってふっくらとした体型に変化します。
妊娠16週目の症状
つわりが終わって食欲が増す時期です。基礎体温も下がってきますので、熱っぽさやだるさが取れて体調が良くなってくる人も多いです。
妊娠によるホルモンバランスの急激な変化で便秘や下痢で悩むことも多くなります。
妊娠16週目の赤ちゃんの様子
エコー(超音波検査)をみると、羊水の中で赤ちゃんが口を開けたり閉じたり、チュッチュするようなしぐさをすることを観察できます。
羊水量が増えてくるので、赤ちゃんは羊水の中で色々な動きをできるようになります。
脳の前頭葉と呼ばれる部分がはったりして手足を器用に動かせるようになります。親指と他の指を別々に動かすようなこともできます。しゃっくりすることもあります。
この時期は、胎脂と呼ばれるクリームのような液体が赤ちゃんの皮膚を覆います。胎脂で羊水の中でふやけることを防いでいます。腕や足の動きをなめらかする役目もあります。
妊娠16週目は安産祈願の帯祝いの風習がある
日本では、妊娠5ヶ月の戌の日に腹帯を巻いて安産を祈願する風習があります。
昔はさらしを巻いていたのですが、最近ではマジックテープで止める腹帯やお腹を支えるガードルなど実用的なものを付けることが多くなってきます。
海外では腹帯をする習慣がないので、腹帯を巻く習慣はありません。
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妊娠5ヶ月の様子はこちら。→ 妊娠5ヶ月