妊娠17週目(17w)の症状や注意点、赤ちゃんの様子
妊娠17週目といえば、つわりも明けて食べ物が美味しくなる時期です。赤ちゃんの成長とともにお腹が大きくなってきます。
ここで心配なのが、妊娠中の体重増加です。お腹も大きくなるので体を動かすのが億劫になりますが、妊娠中の適度な運動は体重増加に役立つだけでなく、気分転換になって安産にもつながっています。
腰痛や冷え症で悩んでいる妊婦さんには、予防や痛みの軽減などメリットも多くあります。また、妊娠中のむくみ防止にも一役買っています。
妊娠中に運動不足になるとどうなる?
妊娠中に動くのが面倒で運動不足になって体重が増えすぎると
・妊娠高血圧症候群
・妊娠糖尿病
・難産など
上記のようなリスクが高まることが知られています。とくに妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病は、ママやお腹の赤ちゃんの将来に重大な影響を与えることもあるので、体重増加に気をつけましょう。
また、妊娠中に肥満になると難産になると言われています。陣痛を感じにくい微弱陣痛や巨大児を出産、産道が固くて出産に時間が掛かるなど出産に対するリスクが増加します。
妊娠中の体重増加は、7~12kgぐらいが理想と言われていますので、この範囲に収まるように体重を管理しましょう。
妊娠中に適している運動は?
妊娠中に適していると言われる運動は
・ウォーキング
・マタニティヨガ
・マタニティビクス
・マタニティスイミング
妊娠中の運動は、上記のような運動が適していると言われています。この中でも手軽に始めやすいウォーキングがおすすめです。この次は、ウォーキングについて詳しく紹介します。
妊娠中の運動はウォーキングがおすすめ
妊娠中の運動は、器具も必要なく手軽に始められるウォーキングがおすすめです。ウォーキングは、特に準備するものがなく、すぐにできるのが特徴です。
ウォーキングを適度な時間行うことで、血行が促進されて体調不良の改善や不快な症状を軽減できます。
いきなり長い時間歩くのは難しいので、30分程度の軽めの時間で始めてみましょう。なれてくると1時間ぐらい歩くことができます。
歩いていてお腹が張ったり気分が悪くなったらすぐに中止してください。
妊娠中のウォーキングの注意点
■ウォーキングの服装は?
服装は、動きやすくストレッチ素材の伸びる服装がおすすめです。靴はスニーカーなど履き慣れた靴を履きます。帽子をかぶって紫外線対策を忘れないようにしましょう。
■持って行くもの
何かあったときのための母子手帳、水分補給の飲み物、汗ふきタオルなどを準備しましょう。
歩くときの姿勢のポイント
■首、肩
首や肩に力が入りすぎると姿勢が悪くなります。力を抜いてリラックスしましょう。歩く前の準備運動で肩を回してほぐすようにしましょう。
■歩き方
背筋を伸ばして姿勢をよくします。あごが出ると腰に負担が掛かるので軽くあごを引いた状態で歩きましょう。
■歩幅や歩く速度
歩幅はいつもより大きめで、いつもより少し早い速度で歩くようにします。ヘッドフォンを使うと周りの状況が分からなくなるのでヘッドフォンはしないようにしましょう。
ウォーキングすることで、血行が促進されて心地よい汗が出るようになります。周りの状況や足元に気をつけてウォーキングを楽しんでください。
この前は、妊娠16週目(16w)の症状や注意点、赤ちゃんの様子です。
この次は、妊娠18週目(18w)の症状や注意点、赤ちゃんの様子です。
妊娠5ヶ月の様子はこちら。→ 妊娠5ヶ月