妊娠しやすい人、妊娠しにくい人
妊娠しやすい人とにんしんしにくい人には、ある傾向があると言われています。医学的な根拠はありませんが、参考程度に読んでみてください。
妊娠しやすい人の特徴
妊娠しやすい人の特徴として
・年齢が35歳以下。
・気持ちがおおらか、プラス思考。
・生理が毎月来ている。
・パパと仲良し。
・極端に痩せたり太っていない。
このような特徴があると言われています。
●年齢が35歳以下。
妊娠と年齢には密接な関係があります。妊娠する上で卵子の質が大切になりますが、卵子は体と同じように老化することが分かっています。
特に33歳を過ぎるころから老化が顕著になり35歳を超えると急激に卵子の質が低下します。35歳が妊娠するポイントになります。
産婦人科領域では、35歳を過ぎると「高齢」になります。妊娠を考えているなら、一刻も早く妊活を開始しましょう。
●気持ちがおおらか、プラス思考。
気持ちがおおらかでプラス思考ということは、ストレスが少ない環境ということになります。
自分が感じているストレスも妊娠に影響があると考えられています。
●生理が毎月来ている。
生理が毎月きちんと来ていることも、妊娠する上で大切なことです。生理周期が正常ということは、排卵が決まった時期に来ているということになります。
●パパと仲良し。
パパとの関係が良好で、定期的に仲良ししているほうが妊娠しやすい傾向があります。
●極端に痩せたり太っていない。
いわゆる標準体型に近いほうが妊娠しやすいと考えられています。
妊娠しにくい人の特徴
妊娠しにくい人の特徴として
・生活が不規則
・年齢が高い(高齢)
・生理不順
・酒、たばこを吸う
・冷え症
・仲良しがない
・染色体異常や免疫型の相性が悪い
このような特徴があると考えられています。
●生活が不規則
睡眠や食事の時間が不規則になると、体調面に影響を与えることになります。妊娠には、健康で代謝の良い体作りを目指すことが大切です。
●年齢が高い(高齢)
35歳以上の高齢になると、妊娠力(妊娠できる確率)が急激に低下します。30代は20代のころと比べて妊娠しにくい体になっています。
卵子も急激に老化するので、早く妊活を始めることが大切です。
●生理不順
生理が安定しないと、排卵が安定しません。排卵が安定することで妊娠できる確率も上がります。
●酒、たばこを吸う
酒やたばこといった嗜好品は、血流を悪くするなど、体調面に悪い影響を及ぼします。
アルコールは、妊娠後のお腹の赤ちゃんに影響することが分かっているので、妊娠が分かった時点で止めるようにします。
●冷え症
体の冷えも妊娠を妨げる原因の一つです。
●仲良しがない
普段の仲良しがないと、妊娠しにくくなります。排卵日の期間だけ仲良ししても中々妊娠できないことがあります。
●染色体異常や免疫型の相性が悪い
夫婦間での染色体異常や免疫型の相性が悪いと、受精した受精卵が子宮内膜に着床できないことがあります。
最近では、着床不全(着床障害)として専門に診療を行う施設も増えてきました。
通常、2年間避妊なしの夫婦生活を行って妊娠できないときは不妊症となります。最近では高齢妊娠の傾向が強くなって、1年間妊娠できなかったら不妊症として治療を開始する施設もあります。
中々妊娠できないなと思ったら、不妊外来を受診することをおすすめします。

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この他、妊娠しやすい日については妊娠しやすい日で詳しく紹介しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。