妊娠検査薬ですごく薄い線が出た?
妊娠検査薬ですごく薄い線が出て「陽性反応?」と思ってしまうかもしれません。
しかし、実際は陽性反応ではない可能性が高くなります。
なぜ?薄い線が妊娠していない理由
なぜ、すごく薄い線が妊娠してない可能性があるかというと、蒸発線である可能性が高いためです。
蒸発線とは、検査時間以上に放置したときに出てくる線で、うっすらとしたよく分からない線です。うっすら見えているので、陽性反応かも?と思うこともありますが陰性です。
蒸発線かどうか分からないときは、3日後ぐらいに再検査してみましょう。
蒸発線が出やすいとき
通常の検査時間は、1分です。これを超えて10分~1時間ぐらい放置すると蒸発線が浮き上がってくることが多いです。
検査結果が陰性で、ゴミ箱に捨てようとして気が付くことがあるみたいですね。
海外の妊娠検査薬やクリアブルーが蒸発線が出やすいと体験談がありますが、検証されているわけではありません。
実は、早期の陽性反応かも?
実は、検査薬の検査日より前にフライング検査を行うと、薄い線が出ることがあります。
毎日、検査することでだんだんと濃い線に変わってきます。
検査薬のフライングって何?
フライングとは、検査薬の検査日より前に検査を行うことです。
妊娠かどうか早く知りたいので、フライング検査をしてることが多いようです。
妊娠していると仮定すると、早い人で濃くはっきりした線が出ることがありますが、だいたいは薄い線が出ます。全く出ないこともあります。
フライング検査を行う人は、妊娠への期待度が大きいためフライングしてしまうようですね。
フライング検査する時期
具体的には、検査日より3日前、例えばチェックワンファーストなら生理予定日より3日前ぐらいに検査をします。
これより早く高温期10日目ぐらいから検査するママもいるみたいです。
フライング検査しなくても検査できます。
海外の妊娠検査薬の中には、フライング検査と同じ時期に検査できるものがあります。
「クリアブルーデジタル」という商品名で通販で販売されています。
でも、日本では未発売の商品なので、そこはよく考えて使うことが必要ですね。
フライング検査はおすすめできません。
早く妊娠を確認したい気持ちは分かりますが、フライング検査はおすすめできません。
陰性だった場合に落ち込みが激しくなるためです。特に人工授精や体外受精など不妊治療をしている人はやめておいたほうがいいでしょう。
検査薬は、ちゃんと検査日を守って使うようにしましょう。
薄い線が出たときの対処法
妊娠検査薬が薄い線が出たときの対処法として
・検査時間を朝一番にする。
・3日後に再検査する。
このような対処法があります。
●検査時間を朝一番にする。
尿が薄いと、正常な判定ができないことがあります。
朝一番の尿が濃いので、朝一番に検査しましょう。
多くの検査薬は、尿をかけて検査できますが、尿をコップにとって浸して検査するとより確実に検査できます。
●3日後に再検査する。
添付文書にも3日後に再検査するという記述があります。
蒸発線か妊娠初期の反応か自分では判断できないので、3日後に再検査してみましょう。
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妊娠したいなら、先天性異常のリスクに注意!
妊活中のママに知ってほしいことがあります。
それは、妊娠前から妊娠初期にかけて、重要な栄養素の葉酸が不足してしまうと、「無脳症」や「二分脊椎」といった先天性異常のリスクが高くなるということです。
このことは、世界的な疫学調査で判明したことで、日本でも2002年より厚生労働省が妊活中のママに対して積極的に葉酸を摂取するように勧告を出しています。
葉酸は、普段の食事でも摂取できますが、熱に弱く吸収も悪いので妊活中のママに必要な量に不足しているのが現状です。
葉酸は、絶対必要な栄養素なので、不足しないように注意してください。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
この他、妊娠全般の話題は妊娠・ベビ待ちcomで紹介しています。
不妊治療については不妊 | 妊娠・ベビ待ちcomでまとめています。読んでみてください。