妊娠初期のアルコールの影響、ワインやウイスキー、タバコは?

妊娠初期のアルコール

妊娠初期のアルコールの影響

妊娠中にアルコールを摂取すると胎児に影響があることが明らかになっています。

治療法はないとされますが、禁酒、禁煙によって予防することができます。

妊娠したら、すぐに禁酒・禁煙するようにしてください。

妊娠初期のアルコールの影響

妊娠初期のアルコールの影響

妊娠中にアルコールを摂取することによって、先天性異常である「胎児性アルコール症候群」の症状があることが知られています。

日本産婦人科医会のHPによると、胎児性アルコール症候群とは

1. 子宮内胎児発育遅延ならびに成長障害

2. 精神遅滞や多動症などの中枢神経障害

3. 特異顔貌、小頭症など頭蓋顔面奇形

4. 心奇形、関節異常などの種々の奇形
引用:飲酒、喫煙と先天異常

上記のような典型的な症状があります。

この他にも、流産や死産、先天性異常などアルコールが催奇形性を有します。

アルコールの摂取量の下限はありません。

これ以下の飲酒量であれば胎児に影響がない」という安全量は確立されていない。

引用:飲酒、喫煙と先天異常

つまりアルコールの摂取量に関係なく、少量でも胎児への影響リスクがあります。

妊娠中のアルコール摂取量と胎児への影響

妊娠中のアルコール摂取量と胎児への影響

実際どれぐらいアルコールを摂取すると、胎児に影響が出るのでしょうか?

影響を調べるには、アルコール量15mlに換算して調べます。

・ワインならグラス1杯
・日本酒なら1/2杯
・ビールなら350ml 缶1本

これぐらいになります。

実際に胎児への影響は?

一日のアルコール摂取量が

・15ml未満 胎児への影響は少。
・90ml以上 異常リスクが明らかに高い。
・120ml以上 胎児アルコール症候群発生率30~50%

しかし、胎児に異常があった多くの母親が毎日飲酒する訳ではなく、60~90mlを時々飲んでいました。

一日のアルコール摂取量ではなく、飲酒パターンが関係していると指摘されています。

中枢神経障害が主な症状である母親の約80%が70~80ml(または75ml )以上を週に飲酒していました。このことから、中枢神経障害に関しては飲酒回数が関連しているとされています。

妊娠初期にアルコール飲んでしまった

妊娠初期にアルコール飲んでしまった

妊娠していたとは知らずにアルコール飲んでしまったら心配になりますよね。

日本産婦人科医会HPによると

妊娠と知らずにワインを少量飲んだ程度であれば実際には問題なく、不用意に妊婦を不安にさせる必要はないが、妊娠中の飲酒に関しては「安全量が確立されていない」すなわち「少ない量でも胎児に影響をおよぼす可能性がある」ので、厳しい態度で禁酒を勧めて頂きたい。
引用:飲酒、喫煙と先天異常

と記載されています。

妊娠が分かったら、すぐに禁酒することがとても重要です。

一般的にワインを1杯程度の飲酒は問題ないようですが、念のために病院の産婦人科医に相談するようにしてください。

妊娠初期は、先天性異常のリスクに注意!

妊娠初期は、先天性異常のリスクに注意!

妊娠初期のママに知ってほしいことがあります。

それは、妊娠初期に大事な栄養素である葉酸が不足してしまうと、「無脳症」や「二分脊椎」など先天性異常のリスクが高くなるということです。

このことは、世界的な疫学的調査で判明したことで、日本でも2002年より厚生労働省が妊娠初期の女性に対して葉酸を積極的に摂取するように通知を出しています。

葉酸は、日頃の食事でも摂取できますが・・・
妊娠初期は葉酸を摂取が大事

葉酸は絶対に必要な栄養素なので、不足しないように注意してください。

詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。

妊娠初期に絶対必要な葉酸
妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。

葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。

失敗しない!葉酸サプリの選び方
失敗しない!葉酸サプリの選び方

アルコール大量摂取したらどうなる?

妊娠中にアルコールを大量摂取すると、胎児性アルコール症候群のリスクが高くなります。

胎児性アルコール症候群は、妊娠中にアルコールを大量摂取した母親から出産しています。妊娠が分かったら、すぐに禁酒すべきです。

妊娠初期のアルコールの影響はいつから?

妊娠初期のアルコールの影響はいつから出るのでしょうか?

妊娠中にアルコールの影響が出るのは全期間です。妊娠時期を問わずに胎児に影響が出ます。

妊娠が判明した時点で禁酒しましょう。

妊娠初期のタバコ

妊娠初期のタバコ

妊娠初期のタバコを吸うことによって子宮内胎児発育遅延が起こることが分かっています。

妊娠中の喫煙は、一日あたりの数本吸うと早産率が関連することが明らかになっています。

妊娠初期からタバコを吸うことによって

・低体重児の出産
・流産、早産
・前置胎盤
・胎盤早期剥離

上記のような障害が通常の妊婦さんに比べて2~3倍の発生率になります。

妊娠中にタバコを吸う本数と早産率とは明らかな相関関係があって

タバコを吸わない妊婦さんの6%に対して、一日あたりの本数が

・5本以上で7%
・6~10本で11%
・11~20本で13%
・21~30本で25%
・31本以上で33%

このように、一日あたりの喫煙本数が増えると早産率も上昇します。11~20本で約2倍、21~30本で約3倍、31本以上で約4倍も高くなっていますね。

幸い、妊娠初期に禁煙することで、ほぼ正常な出生児と変わらない体重で早産率が下がります。禁煙は効果が期待できるので、妊娠が発覚した時点ですぐに禁煙するようにしましょう。。

妊娠初期の注意点や気を付けることは妊娠初期の注意点まとめています読んでみてください。

妊娠したい人におすすめの記事は妊娠したいで紹介しています。

妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。

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