PMSとめまい
PMSはめまいを起こすこともあります。PMSは月経前症候群と呼ばれる、多くの女性が感じている症状です。でも、ほとんどの女性がPMSだという自覚なしに生活していると思います。
多少不便を感じる時があっても、生活していけるというのであれば問題ありませんが、ひどいめまいを感じるような場合には産婦人科を受診することをおすすめします。
めまいが日常生活に影響
めまいが強くなると、吐き気を感じることもあるでしょうし、立つことや歩くことが難しくなることもあります。具合が悪くなって寝込んでしまうことも考えられますよね。
PMSのめまいは、むくみや貧血が考えられるので、むくみをとる工夫をしたり、貧血を改善するために鉄分をたくさん取ることを意識してみましょう。
それでもなかなか改善しない時には、無理せずに休養をとるのも良いでしょう。
この次は、PMSについて詳しく紹介します。まだまだ続きます。
PMSって?
PMSと言われてピン!とくる人は少ないんじゃないかと思います。
PMSというのは、「Pre Menstorual Syndrome」の略で、日本語では「月経前症候群」と呼ばれています。月経前症候群と言われると、女性なら思い当たる節があるという人もいるかもしれません。
PMSというのは、月経の10日前くらいから起こり、月経の終了とともになくなる身体や精神的な不調のことです。月経が近くなると、おなかが痛い、胸が張る、眠くなる、食欲が増える、お肌の調子が悪い、なんて人はいませんか?
それに、ついついイライラしてしまったり、何事にも気分がのらなかったり、涙もろくなったりなんて人もいますよね。でも、月経前となるとこんな症状が出るという人って少なくないと思います。
これらの症状をまとめてPMSと言っています。原因は諸説ありますが、ホルモンバランスが崩れる説と脳内物質のセロトニンが関係している説が有力になっています。
PMSは日常生活の中の工夫で軽減することができます。頭痛やめまい、腹痛といった症状が多いのですが、痛くなる前兆がきたら首を温める、足浴で下半身を温める、ハーブやアロマでリラックスする、軽い運動を行うなどすれば気分転換になって症状も和らぎます。
それでも頭痛やめまいが治まらないときは、無理をぜずに産婦人科を受診してください。産婦人科では漢方やピルを使った治療法も行っています。医師とよく相談して治療を行いましょう。
めまいが起こるときは鉄分の補給も大切です。レバーや煮干し、青のりなど鉄分の多い食品を食事に取り入れてみましょう。
めまいとも関連のあるPMS・月経前症候群についてはPMS、月経前症候群で、生理前の症状については生理前の症状でまとめています。参考にしてください。
生理周期全般については生理周期で詳しく解説しています。
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