生理前は寝つきが悪い
生理前は寝つきが悪いとか、夜中しっかり眠れずに昼間眠くなってしまうとお悩みの方はいらっしゃいませんか?
でも、心配することはありません。
健康的な女性であれば、生理前に寝つきが悪くなるという時期があります。
これは、生理周期により女性ホルモンの一つである黄体ホルモンの分泌に変化があることではないかと言われています。
生理前は黄体ホルモンが一時的に減少しますが、これはリラックスしているときに働く副交感神経の働きを低下させます。
そのため、夜間も興奮状態が続くことになりそのせいでしっかりと睡眠をとることが出来なくなるのです。健康だからこそ起こる現象だったのですね。
寝付きが悪いときは?
でも、いつも生理前に寝つきが悪いとなると、仕事や家事にも支障が出てくるので困るという方もいらっしゃるでしょう。
とはいえ、安易に睡眠薬などを使うのは考えものです。
そこで、生理前は睡眠時間を短めにするリズムをつけてみてはいかがでしょう。生理前に寝つきが悪くなることを理解した上で、そのための体のリズムを作るのです。
他にも、朝目覚めたときに太陽の光をしっかり浴びるのもお勧めです。
寝付きが悪いと仕事や学校に支障が出るときもあるので、時間が短くてもしっかり睡眠を取ることが大事です。
生理前に眠たいのはなぜか?
生理前に眠たいと訴える女性は少なくありません。
これは、本人にしか分からないことですし、男性には全く理解不能なことではないでしょうか。でも、生理前に眠たいのには理由があるんです。
そのわけは、女性ホルモンの分泌の変化と言われています。
女性は妊娠するために定期的に女性ホルモンの分泌が変化します。これは、妊娠を希望していない女性にだって起こることですから、生理のある女性であれば誰にだって起こりうることといえます。
生理前に眠たいのは女性ホルモンの変化により、夜中にしっかりと睡眠を取れなくなることだと考えられています。
生理前は黄体ホルモンという女性ホルモンの分泌が減少することで興奮状態が続いてしまうことになるからです。
生理前に眠たくなるのは、ぐっすり眠れていないせいかもしれません。生理前は特にぐっすり眠れるように生活習慣を見直してみましょう。
ぐっすり眠るコツ
生理前でもぐっすり眠るにはちょっとしたコツがあります。日常生活に工夫をすることで寝付きが悪いのを改善することもできます。
■ぐっすり眠るコツ
・寝る直前までテレビやスマホを見ない。
・部屋を薄暗くする。
・お風呂にゆっくり浸かる。
・軽いストレッチを行う。
光や音の刺激で神経が高ぶり眠りが浅くなります。なるべく寝る前にはテレビやスマホを止めるようにしましょう。部屋を暗くすると体が睡眠モードになります。
お風呂やストレッチは体を温めることができて深い眠りにつくことができます。体の冷えをとることで睡眠の質を改善していきます。
生理前には寝付きが悪くなりがちですが、上記のような工夫をすることで改善が期待できます。できるところから試してみましょう。
この他の色々な生理前の症状は生理前の症状に、女性にとって重要な生理周期については生理周期でまとめています。
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