生理前のにきび
生理前ににきびが出来やすくなるといった悩みを抱える女性は多く、生理前になるとお肌の手入れを念入りにしたり、サプリメントを飲むなどしている女性も見られます。
間違ったお手入れやサプリメントの摂取はにきびを悪化させたり、他の部分に影響がでたりすることが考えられます。
そこで、まずは生理とにきびの関係を知ってその上で対策を考えるようにしましょう!
にきびと生理周期の関係
まずは生理周期についてです。生理周期には、月経期、卵胞期、排卵期、黄体期の4つの周期があります。
この周期を28日前後のサイクルで繰り返すことで、妊娠のための準備をするわけです。
それぞれの時期には、それぞれに対応したホルモンを分泌するために、ホルモンの分泌量が変化します。そのため、ホルモンバランスが乱れ、生理前のにきびなどの肌トラブルを起こすと言われています。
次は、にきびについてです。にきびが出来る有名な原因には、過剰に分泌される皮脂があります。
そして、皮脂の過剰分泌には男性ホルモンが関係しています。実は、黄体期、つまり排卵後から生理が始まるまでの生理前の時期には、黄体ホルモンという男性ホルモンに似たホルモンが分泌されます。
そのため、生理前はにきびが出来やすいとも考えられています。
生理前とにきびの関係を知れば、単ににきび予防をしても同じことの繰り返しだということがお分かりいただけると思います。大事なことはホルモンバランスを整えることです。
生理前のホルモンバランスを調えるには?
生理前のホルモンバランスを調えるには、生活習慣と食事を見直すことが改善につながります。
不規則な生活を送ったり、外食やコンビニ弁当で食事を済ませていませんか?
不規則な生活は、体にとってストレスとなります。また、生理不順の原因ともなります。なるべく規則正しい生活を送るようにしてストレスを溜めないようにしましょう。
食事も外食やコンビニ弁当では、バランスの取れた食事を摂ることは難しいと思います。できれば、自宅で栄養のなる食品を作って食べるようにしましょう。
野菜や果物を食事に取り入れるのもおすすめです。生理前にはビタミンBやマグネシウムがいいとされるので、牛や豚のレバーや納豆など大豆製品を食事に追加するようにするといいです。
レバーには鉄分も豊富なので積極的に取り入れたい食品です。レバーが苦手な人は卵や乳製品を代わりに食べるようにしましょう。食べ過ぎには注意!
生理前には、ニキビ以外にも頭痛や腹痛、腰痛など色々な症状が合わさって出てくることもあります。ホルモンバランスを調えると気分も楽になってくるので、自分に合った方法を試してみてください。
にきび以外の生理前の症状は生理前の症状で、女性の生理周期については生理周期で解説しています。参考にどうぞ。
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