PMSって何?
PMSっていう言葉、聞いたことがありますか?
女性は少なからず聞いたことのある人もいるかもしれません。
PMSとは「Premenstrual Syndrome」の略で、日本語で言うと月経前症候群または月経前緊張症と呼ばれる症状のことです。
PMSが起こる原因には様々な説がありますが、まだ完全に解明されてはいません。
主な説としてはホルモンによる影響、水分の貯留症状や低血糖類似症状、セロトニンなどの神経伝達物質の異常分泌などがあります。
「PMS」という言葉にしてしまうとなんだか難しそうですが、実は女性にとって、とっても身近な問題です。
生理前は体調が優れない?
「なんとなく生理前になると体調が優れない…」とか、「なんかイライラすると思ったら生理前じゃん!」とかいう人、多いですよね。
代表的な症状は、身体的症状と精神的症状に分けられますが、その内容は人それぞれ。
同じ人でも月に寄って症状の現れ方が変化する人もいて、なかなか他人に理解してもらえないのが現実です。
人には伝わらない辛い症状。何とか改善して、月経前もはつらつと過ごしたいものですね。
PMSを改善するには、体の血の巡りを良くして体調を整えることが大切です。ストレッチやスポーツなど体を動かして血流を良くするようにしましょう。
お風呂で半身浴するのもいいですね。体を冷やさないことが大切なので、お風呂上がり1時間後には就寝するようにするといいでしょう。
寝付きも良くなるので、PMS症状の改善に期待できます。
この次は、PMSとホルモンバランスについて詳しく紹介します。まだまだ続きます。
PMSとホルモンバランス
PMSとホルモンバランスの関係を見てみましょう!
PMSというのは「月経前症候群」とも呼ばれる、月経前の女性が感じる症状のことです。たくさんの女性がPMSに悩んでいるにもかかわらず、実は原因ははっきりしていないんです。
ただ、PMSとホルモンバランスの間には深い関係があると言われています。
月経前の女性は、黄体ホルモンが活発になります。黄体ホルモンはプロゲステロンとも言われますが、これは妊娠をサポートするホルモン。受精卵を着床しやすくする働きを持っています。
だから女性にとってはなくてはならないホルモンなんです。でも、プロゲステロンは水分をため込んだり、食欲を増進させる働きも持ちます。これがPMSのむくみや過食の原因になるんですね。
PMSとホルモンバランスにはストレスも関係してきます。
ストレスはホルモンバランスを崩す原因になるんです!!PMSは働く女性の8割が経験してる症状です。働く女性は常にストレスと戦っています。
だから常にホルモンバランスが崩れやすい状態にあります。
でも、PMSがホルモンバランスの崩れと関係あるならどうしたらいいのでしょうか。
ホルモンバランスを整えるには、やっぱり身体と心に負担のない生活が一番です。
日頃からストレスを溜めないように心がけて、栄養のある食事を一日3回キチンと食べるようにします。PMSには、炭水化物やカルシウム、マグネシウムなどがよいとされます。
牛・豚レバーや乳製品、大豆製品を食事に取り入れるようにしてください。レバーは鉄分も補給できるのでおすすめの食材です。
この他のPMSの症状はPMS、月経前症候群に、生理前の症状は生理前の症状にまとめました。
女性の体調と関係のある生理周期については生理周期を参照してください。
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