生理前症候群のむくみ
生理前症候群のむくみは排泄機能の低下が原因かもしれません。
月経前になると、手足のむくみや胸の張り、頭痛や関節の痛みなどなど…こういう症状は、月経前になると排泄機能が低下してしまうことが原因かもしれないそうです。
排泄機能が低下するとどうしても身体の中に余分な水分をため込みがち。
生理前症候群でむくみを感じるのは、身体に余分な水分をため込み過ぎちゃうからなんですね。人によっては、月経開始前に1~3キロ増えて、終了後に元に戻るなんて人もいるのです。
生理前症候群でむくみを感じると、いつも身につけてる指輪がきつくなる、ぬけない!とか、おなかが張ったり、身体がだるくなったりと、いろんなところに弊害が出てきます。
気になる程度ならまだしも、生理前症候群のむくみが原因で他の症状に発展したら良くありません。
むくみを解消
むくみを解消する方法はいろいろあって、すでに試しているかもしれませんが、生理前症候群そのものの状態が良くならなかったら、ほとんど毎月定期的にむくみが起こることになります。
つまり、生理前症候群のむくみを何とかしたいとおもったら、生理前症候群を改善することが大切です。
生理前症候群を解消するには、血の巡りを良くしてリンパの活動を促すことが改善へとつながります。冷え症も症状を重くすることもあるので、冷え症も改善していきましょう。
むくみは塩分の取りすぎでも起こってしまいます。食生活を見直して減塩していきましょう。減らしすぎてもダメなので適量を摂るようにしましょう。
冷え症の改善には、かるい運動やスポーツがおすすめです。体を動かして血流をよくしていきます。お風呂で半身浴も改善につながります。
PMSと漢方薬
PMSは漢方薬で治療することがあります。
PMSは月経前症候群という月経の1~2週間前に起こるいろんな体調不良のことです。
症状はいろんなものがありますが、月経が始まると不思議となくなってしまう症状なんですね。
一般的にはPMSの原因はホルモンバランスの崩れだと言われているので、薬で治療する時には、ビタミン剤や低用量ピル、また、精神的な症状に抗うつ剤や抗不安薬などが処方されます。
でも、PMSは漢方薬で治療することもあるみたいです。
ピルや抗うつ剤を使って治療することを思えば、PMSを漢方薬で治療するんだったら体への負担も少なそうでいいなと思いませんか?
PMSを漢方薬で治療する時には、症状によって4つのタイプに分けてそれぞれのタイプにあった漢方薬を使用します。
ほとんどの場合は、症状に合わせていろんな漢方薬を組み合わせて使うことが多いようです。
主に、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)などが処方されることが多いようです。
漢方薬は自己判断で飲むと危ないので、必ず医師か漢方専門の薬局で相談してから飲むようにしてください。
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