生理前症候群の症状
生理前症候群の症状には、数々のものがあります。
最近ではPMSと呼ばれることの方が多いかもしれませんが、正式には月経前症候群と呼ばれる生理前におきる不快な症状のことです。
生理前症候群の症状といってもその数は数十にもなると言われていますから、様々な症状があるのが特徴です。
生理前に起こる色々な症状
生理前症候群の症状は、身体的な症状に限らず、精神的な症状も現れ、生理前におきるイライラなどは代表的な症状と言えると思います。
生理前症候群では、生理の始まる2週間~1週間前から身体的、精神的に不快な症状が重複して起きることが多いです。
身体的な症状としては、お腹や胸の張りや痛み、頭痛、腰痛、関節痛、肌あれ、下痢や便秘、むくみや体重の増加などが代表的な症状です。
精神的な症状としては、イライラにはじまり、うつ、怒りっぽくなったり、反抗的、集中力の低下や孤独感に襲われるなど様々なものが挙げられます。
、つの症状が単独で現れるということはなく、いくつかが重複して現れることが多いようです。
生理前症候群の症状を軽減
生理前症候群の場合には、毎月にことになる上に自分がつらいだけでなく、周りの人にも迷惑をかけてしまうことが多いので、少しでも症状を軽減することが大切です。
原因は、はっきりしていませんがホルモンバランスが崩れてしまうことが原因ではないかと言われています。急激なホルモン量の変化で様々な症状が起こると考えられています。
症状を軽減するには、基礎体力を付けて代謝を上げて体調を整えることで改善を目指します。
■症状を軽減させるコツ。
・栄養のある食品を食べる。
・体を冷やさない。
・運動をする。
・気持ちを落ち着かせる。
このような点に注意して改善していきましょう。
●栄養のある食品を食べる。
体調を良くすることが症状の改善につながります。あまり食べ過ぎると肥満になって他の病気を引き起こしてしまいますが、適度な量をバランスよく食べるようにして体調を整えていきましょう。
生理前症候群には、炭水化物やビタミンB群、カリウムやカルシウムなどがよいとされます。
・炭水化物
パンやごはんに多く含まれます。もちやコーフレーク、はるさめなどにも含まれます。キクラゲや干しシイタケなどにも多く含まれています。
・ビタミンB群
特にB2、B6、B12がよいとされます。B2は、豚・牛・鳥レバー、納豆などに多く含まれます。B6は、ニンニクやまぐろなどに含まれています。b12は、しじみやすじこ、いくらなどに含まれています。
・カリウムやカルシウム
カリウムは、干しぶどうやバナナ、カルシウムは乳製品に多く含まれます。
このような食品を食事に取り入れるようにしましょう。
●体を冷やさない。
体に冷えがあると、血流が悪くなって痛みや不快感を起こす物質が体内に滞ってしまいます。冷えを改善することによって、血流を改善して不快な症状を改善していきます。
お風呂で温まったり、肌の露出が少ない服装を心がけましょう。
●運動をする。
日頃から運動するようにすると、血行が良くなり体調が整ってきます。自分が好きなスポーツをして体調を整えていきましょう。自宅でも空いた時間にストレッチやヨガなどができます。
時間を見つけて体を動かすようにしましょう。
●気持ちを落ち着かせる。
イライラや不安が募ってくると、体調にまで悪影響を及ぼしていきます。気分を落ち着かせてリラックスするようにしましょう。本を読んだり好きな音楽を聴くと気分が落ち着いてきます。アロマでリラックスするのもいいですね。
生理前症候群の症状は、日頃の生活を改善することで症状を軽快することができることもあります。自分に合った方法で体調を整えていきましょう。
生理前症候群の具体的な説明は生理前症候群とは?で、生理前の症状は生理前の症状で説明しています。参考にしてください。
女性の生理周期については生理周期にまとめました。
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