PMSのだるさ
PMSでだるさの症状に悩んでいるという人はいませんか。
PMSに関しては、最近では認知度も上がってきましたが、その症状は様々ですよね。PMSでのだるさも人によってその程度は違っているようです。
生理前になると多少のだるさを感じるという人もいるようですし、だるくてだるくて起きているのも面倒という程の人もいます。こういった症状は、その時の体調やストレスなどによっても違ってくることが多いです。
しかし、PMSでだるさを感じる人の中には、あまりの不快なだるさに仕事を休んでしまうという人もいるようですから、そのような状態になると大変ですよね。
PMSでだるさが出る原因
PMSは生理前になると女性ホルモンのバランスが崩れ、それが原因となってだるさが出ると考えられています。
PMSの症状には、だるさだけでなく頭痛や胸・お腹の張り、イライラや気分の落ち込みなどたくさんの症状があります。
PMSのだるさに関しては、イライラなどの症状に比べると多くないように思いますが、それでも中には、箸を持つのも面倒などひどいだるさに悩んでしまう人もいるようです。
この次は、だるさを解消するコツについて詳しく紹介します。まだまだ続きます。
だるさを解消するコツ
このようなだるい状態が毎月あるのですから、たまりません。仮に日常生活を送ることができるにしても、だるだを感じながらでは、苦痛ですよね。
だるさが少しでもあると仕事もなんだかやる気がでませんし、家事にしてもついつい後回しにしてしまったり・・・。
だるさに感じている間は、本当に苦痛です。
では、どうすればこのだるさを解消することができるのでしょうか?
■PMSのだるさを解消するコツ
・栄養のある食品を食べる。
・鉄分を補給する。
・甘いものを控える。
・体の冷えに注意。
・規則正しく就寝してよく眠る。
・日光を浴びる。
以上のようなことに注意することでだるさの改善が期待できます。
●栄養のある食品を食べる。
体を動かすのに必要な栄養素が不足すると、体がだるい状態となります。
体がだるいときは、ビタミンB群やクエン酸がよいとされます。ビタミンB群が豊富な豚肉やクエン酸を多く含む果物や梅干しなどを食事に取り入れてみましょう。
だだし、梅干しは塩分の摂りすぎにならないように注意してください。
●鉄分を補給する。
鉄分が不足することでも体がだるくなってしまいます。女性は鉄分が不足しがちなので、積極的に鉄分を補給しましょう。
鉄分は、レバーなどに含まれる動物性のものと小松菜などに含まれる植物性のものがあります。レバーが苦手な人は植物性の鉄分を補給するようにしましょう。
植物性の鉄分は、ビタミンCと一緒に摂ることで吸収率を改善できます。小松菜と一緒に食べるようにするといいでしょう。
●甘いものを控える。
甘いものを食べすぎると血糖値が激しく上下するためだるさの原因となると言われます。甘いものは元気になるので食べる人も多いですが、食べ過ぎには注意してください。
●体の冷えに注意。
体が冷えて代謝が落ちていると、だるさが強くなってきます。体の冷えは色々良くないので改善することが大切です。カイロを使ったりお風呂で半身浴をしたりして体を冷やさないようにしましょう。
●規則正しく就寝してよく眠る。
不規則な生活やバラバラの睡眠時間では、体内のリズムがズレてきてだるい状態になりやすくなります。なるべく規則正しく同じ時間帯に寝るようにするとだるさも軽快することが期待できます。
●日光を浴びる。
以外と忘れがちなのが、日光を浴びることです。日光を浴びることで体内が目覚め動きも活発になってきます。朝起きたら日光を浴びるようにしましょう。
このように、日常生活の中で工夫することにによってだるさの改善が期待できます。どれでも試しやすい方法から始めてみてください。
あまりにだるさが取れないときは他の病気かもしれません。長くだるさが続くようだったら病院を受診するようにしましょう。
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