生理周期と妊娠
生理周期と妊娠は、とても深く関連しています。妊娠を希望するには、自分の生理周期を知って妊娠しやすい時期を探すようにすれば、妊娠する確率もアップします。
生理周期が分かると、次回の生理予定日が分かるので旅行やレジャーの予定が立てやすくなります。また、生理周期から婦人科の病気のサインも発見できます。
生理周期を調べる方法
自分の生理周期を調べるには、基礎体温を測ることで調べることができます。基礎体温を毎日付けることで、自分が正常な生理周期になっているか確認できます。
もし、基礎体温表がジグザグやガタガタになっていると、排卵が行われていない無排卵になっている可能性があります。無排卵は不妊の原因になるので早めに治療を行うことが大切です。

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この次は、妊娠しやすい時期などについて詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠しやすい時期
妊娠しやすい時期とは排卵日付近の時期です。排卵日当日に仲良しするのが最も妊娠する確率が高い日です。妊娠したいと思ったら、排卵日を調べることが大切になってきます。
排卵日を調べるには、基礎体温表を見ると分かります。基礎体温表は低温期と高温期の二相に分かれているのが普通ですが、この低温期の一番最後、高温期に移る直前が排卵日であるとされます。
しかし、実際には体温期の一番最後の日の次の日に約40%の人が排卵していることがあり、あくまでも目安として利用するのがいいと思います。
正確な排卵日を調べるには、排卵日検査薬を使います。排卵日検査薬は排卵日の約1日前を調べることができて、妊娠しやすい日が分かるようになっています。
排卵日検査薬は、排卵直前に起こるLHホルモン(黄体ホルモン)の急激な変化を捉えて検出する検査薬です。排卵の約36時間前にLHホルモンが急激に増えるのを検出します。
排卵日検査薬を使えるのは、正常な生理周期が分かっている人です。生理不順になると、排卵する時期がバラバラになっていることもあり正確な排卵日を調べるのは難しくなってきます。
生理不順は妊娠しにくい
生理不順があると、妊娠しにくいと言われています。生理不順は、生理周期が24日以下または39日以上になることを生理不順と呼びます。
生理不順の原因として、ストレスや婦人科の病気などがあります。試験や引っ越し、転職などで強いストレスを受けると生理不順になりやすいとされます。
通常は、2・3ヶ月で元の生理周期に戻るとされますが、生理が60日以上来ていないときは早く産婦人科を受診してください。あまり長く生理が来ないと無月経になっている可能性があるためです。
無月経は治療に時間が掛かるので早く治療を行うことが大事です。
このように、基礎体温表から色々なことが分かるので毎日付けるようにしましょう。最近ではスマホのアプリでも記録できるので簡単で便利になっています。
妊娠しやすくするには
妊娠しやすくするには、正常な生理周期になって体調を整えていくことが大切です。その上で正確な排卵日を調べてその日に仲良しすると妊娠しやすいと言われます。
体調が優れないと生理にも影響します。まずは生活習慣と食生活を見直して体調を整えていきましょう。
体調を整えるなら、体を冷やさないことが大事です、体を温める食べ物を選んで冷えないように工夫していきましょう。軽い運動も代謝を上げるので生活に取り入れていきましょう。
この他生理周期全般については生理周期でまとめています。参考にしてください。
妊娠では妊娠から出産までの疑問や対処法をたくさん紹介しています。読んでみてください。