月経不順
月経不順は、生理周期が短い、バラバラ、長いなど色々な悩みがあります。生理のことは他の人に聞きにくいのでそのまま放置している人も多いようです。
月経不順を放置しておくと様々な病気になったり赤ちゃんができない不妊の原因になったりします。放置すると良くないので、早めに産婦人科を受診して治療を受けるようにしましょう。
月経周期と月経不順
突然ですが、自分の月経周期をきちんと把握していますか?
産婦人科の医師によると、自分の月経周期がよく分かっていない人が多いようです。先月の生理日を聞いてもよく分かっていない場合があるようです。
まずは、自分の月経周期を調べることが大切です。自分の周期が分かっていないと月経不順かどうか判断できません。
自分の月経周期を調べるには、基礎体温を測ることで分かります。毎日測ることで月経周期が分かってきます。記録するのは面倒ですが、最近ではスマホのアプリでも簡単に記録できますので使ってみてください。

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

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葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
月経不順の原因
正常な月経周期は25日以上38日以下です。この時期から長くても短くても月経不順ということになります。しかし、正常な人でも2・3日のズレはあると言われます。
■月経周期が短い
月経が20日以内に来たり、月2回も月経が来る場合には頻発月経になっている可能性があります。
頻発月経になる原因は、ストレスやホルモンバランスの乱れ、行き過ぎたダイエットからの急激な体重減少、脳の下垂体、視床下部の異常、肥満や糖尿病が原因となっていると考えられます。
頻発月経と言っても、月経が来ても排卵が行われない無排卵のときがあります。無排卵は不妊の原因の一つであり早期に治療することが大切です。
排卵があっても頻発月経になることがあります。この場合は、ホルモンバランスが乱れているか、更年期の症状などが原因となることがあります。また、卵巣の機能が低下しているときも頻発月経になることがあります。卵巣の機能を補おうとして月経の間隔が短くなってしまうと考えられます。
排卵があるときに少量の出血を起こす排卵時出血というものもあります。この出血を月経と思い産婦人科を受診している人もいます。いずれにしろ、月経が早くなるのは病気の可能性があるので、早く産婦人科を受診することが大切です。
■月経周期が長い
月経の周期が39日以上になっていると何らかの病気になってる可能性があります。正常な人でも2・3日の遅れがあると言われますが、39日以上の長い月経の遅れは異常があるかもしれません。
90日以上月経が来ないと無月経となり深刻な事態となってしまいます。60日以上月経が来ていないときは産婦人科を受診してください。
月経周期が長い月経不順になる原因として、ストレスがあります。ホルモンを司るのは脳の下垂体と視床下部です。この部位が自律神経の影響を受けやすくストレスが原因で正常に機能しなくなることがあります。
月経周期が長いときは、病気かもしれないので産婦人科を受診するようにしましょう。
月経不順の治療
月経不順の治療は、排卵誘発剤やピルを使った治療法があります。月経周期が60日以内で月経不順になっているときは漢方や生活習慣の改善で様子をみることがあります。
月経不順は妊娠できない不妊症の原因ともなっています。妊娠できる期間には限りがあるのではやく月経不順の治療を行うことが大切です。
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