妊娠しやすい食べ物
妊娠しやすい食べ物で、これさえ食べれば妊娠できるといった食べ物はありません。
ですが、日頃の食事を改善することによって、妊娠しやすい身体を作るようにすれば、妊娠しやすい体質になります。
妊娠しやすい体を作るには、栄養バランスを考えた食事を考えアルコールは控える、たばこは禁煙するといった嗜好品を控えることが大切です。
体を妊娠体質にするには、健康で体調が良く、ストレスがない体作りを目指すことになります。日常生活を改善して妊娠に近づけるようにしていきましょう。
妊娠しやすい食べ物
妊娠しやすい体質になるためには、体の冷えを改善して代謝を上げて血流を良くすることが大切です。
冷えは妊娠できない理由の一つと考えられるので、冷え症を改善するのが目標になります。
冷えを改善するには、ショウガや唐辛子など体を温めると言われる食材を食事に取れ入れるようにしてください。
根菜類も体の冷えを改善すると言われていますので、シチューや煮込みにして食べるのがおすすめです。
アボカドや玉ねぎも妊娠によい。
アボカドは、食物繊維も豊富でビタミンE類やミネラル、妊娠初期によいとされる葉酸を多く含んでいる食べ物です。
アボカドは美肌や腸もきれいにしてくれるので食事に取り入れてみましょう。
アボカドの注意点として、食べ過ぎに注意してください。1個あたり186kcalもあります。毎日食べるのは過剰になるので注意しましょう。
玉ねぎも体を温めると言われるので、サラダにして一緒に食べるといいでしょう。
男性には山芋や牡蠣
男性も食べ物を改善することで、妊娠へ近づくことができます。
山芋や牡蠣には亜鉛などミネラルが豊富に含まれていて妊娠によいとされます。
山芋や牡蠣を食事に取り入れるのもいいでしょう。
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妊娠しやすい食事の注意点
妊娠しやすい食べ物を食事に取り入れる際にいくつか注意することがあります。
■妊娠しやすい食事の注意点
・食べ過ぎない。
・偏らない食事。
・三食きちんと食べる。
・妊活に入れ込まない。
食べ過ぎない。
いくら妊娠にいいからと言って、食べ過ぎるのは体に良くありません。食べ過ぎてしまうと肥満になったり成人病になったりと体に負担を掛けてしまいます。
何分にも、適量の食事が一番です。過度な食事にならないように気をつけましょう。
偏らない食事。
妊娠しやすい食べ物ばかり食べていると栄養が偏ってしまいます。いくら妊娠に良くても、そればかり食べていると飽きがきますし栄養が取れなくなります。
こちらも適量、お肉・お魚。野菜をバランスよく食べることが大切になってきます。
三食きちんと食べる。
普段の食生活の中で、朝食を抜いている人も多くいます。朝食を抜いてしまうと、前日から10時間以上胃の中に食べ物が入っていない状態となるので、体にとって負担となります。
健康な体を作るには、3食きちんと食べるのが基本です。できるだけ同じ時間帯に3食食べるようにしましょう。
妊活に入れ込まない
妊娠に入れ込んでしまうと、妊娠へ向けた行動がストレスになって妊娠できない悪循環になることがあります。あまり入れ込まずにリラックスした気持ちで作ってみましょう。
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・妊娠初期の食事、妊娠中の妊婦に魚肉ソーセージは?
妊娠したいなら、先天性異常のリスクに注意!
妊活中のママに知ってほしいことがあります。
生まれてくる「私の赤ちゃん」の先天性異常のリスクのことです。
厚生労働省によると、妊娠前から妊娠初期にかけて、葉酸が不足すると「無脳症」や「二分脊椎」など先天性異常のリスクが高くなるということが明らかになりました。
そこで、2002年より妊娠前と妊娠初期の女性に葉酸を積極的に摂取するように通知を出してます。
葉酸は、色々な食品に含まれていて普段の食事でも摂取できますが・・・
葉酸は絶対に必要な栄養素なので、不足しないように注意してください。
詳しくは、下記ページで解説しています。読んでみてください。
赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
2年以上不妊なら産婦人科へ
2年以上通常の夫婦生活を行って妊娠できないときは産婦人科へ行って妊娠できない理由を調べてください。2年以上妊娠できないなら不妊症になります。
一般的に2年夫婦生活を行えば約8割の人が妊娠すると言われています。この期間で妊娠できないということは、どこかに不妊の原因があると考えられます。
現在は晩婚化の影響もあり1年で妊娠できないなら、不妊治療を開始する人も増えています。妊娠できないと感じたらすぐに産婦人科を受診するようにしましょう。
■不妊の原因はピックアップ障害?
女性、男性ともに不妊の原因がありますが、特に女性の場合は、通常の不妊検査を受けても異常が無いことがあります。このようなときには、ピックアップ障害が起きているかもしれません。
ピックアップ障害があると、正常に排卵していても卵管に卵子がたどり着けないことが多くなります。卵管まで卵子が来ないと受精もできないので妊娠できないことになってしまいます。
また、何かしらの原因で卵管が詰まっているかもしれません。卵管通水検査や子宮卵管造影で卵管の通りを確認することも多く行われているようです。
卵管通水検査や子宮卵管造影は、その後は妊娠しやすくなるゴールデンタイムがあると言われます。この妊娠しやすい期間は約半年続くとされます。
■男性は温めない
医学的根拠はありませんが、男性は下半身を冷やして締め付け無いような服装にするといいと言われます。温まると精子が弱ることもあるので、下着は緩いものに変えるといいかもしれません。
ブリーフやボクサーパンツではなくトランクスを履くなど工夫してみましょう。
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・不妊と着床障害
妊娠しやすい体作り
妊娠しやすい体を作っていくには、添加物や調理済みの食品は避けてできるだけ自然由来の食材を使うようにすることをおすすめします。
コンビニ弁当や外食、調理済みの食べ物は確かに便利なのですが、糖分や塩分が多く、添加物や食材の原産地などが不明なことがあるなど、妊娠には向いていません。
できれば、自宅で調理したものを毎日食べるようにするといいでしょう。
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・妊娠しやすい体作り!妊娠しやすい体とは?
次は、妊娠しやすい体質について紹介します。
妊娠しやすい体質
妊娠しやすい体質とは、夫婦ともに健康でストレスもなく体調が良いことをいいます。
女性の場合は、生理周期が正常で不正出血もなく排卵が正常にあってピックアップ障害もない、ストレスがない状態がよいとされます。
男性の場合は、ストレスもなく抗精子抗体など精子の製造を妨げる因子がなくストレスもない状態が妊娠しやすいと言われます。
このような体質を目指して生活習慣や食生活を改善していくことになります。
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このように、妊娠しやすい食べ物だけでなく生活習慣や食生活まで含めた改善をすると妊娠が期待できる可能性もあります。自分のできるところから始めてみてください。
この他、妊娠しやすい日に関連した話題は妊娠しやすい日で詳しく紹介しています。
妊娠では妊娠から出産までの疑問や対処法をたくさん紹介しています。読んでみてください。