三人目不妊
三人目不妊となると、年齢的にも高齢と言われる35歳以降になっていることが多くなってきます。35歳以降になると卵子の老化も進んでいるので、妊娠しにくい状況となってきます。
一人目、二人目は自然に妊娠できても、三人目が中々できないときは不妊治療を行うことも選択肢の一つです。
三人目不妊の原因
三人目不妊の原因として
・ママ、パパの妊娠力の低下
・育児ストレス
・社会的地位の向上
・仲良しの回数が減る。
以上のことが考えられます。
次は、上記の項目について詳しく紹介します。
三人目不妊の原因とは?
■ママ、パパの妊娠力の低下
三人目不妊の時期は、ママの妊娠力の低下があります。ママの場合、卵子の老化や代謝の低下、冷え症や成人病のリスク増加で妊娠力が低下していきます。
この中でも問題になるのが、卵子の老化です。卵子の老化は33歳頃から始まって、35歳頃から低下していき37歳以降になると急激に老化が進むことが知られています。
卵子の老化が進むと、卵子の受精能力が落ちてしまうので妊娠しにくい状態となってしまいます。今の医学では卵子の老化は止められないので、少しでも早く妊娠することが大切になってきます。
年齢が40歳を超えると、更に厳しい状態が待っています。厚生労働省によると、不妊治療を行っている人のうち、妊娠から出産まで至った人は100人のうちわずか2人だったそうです。
40代になると、妊娠できても継続できないリスクが高く出産まではとても難しいとされます。年齢が高くなれば、それだけで妊娠力が低下していきます。
また、二人目を出産したあとで子宮内膜が薄くなる人もいて、これも妊娠できない原因となっています。
パパの同じで、年齢による体力の低下、ストレスの増大などで妊娠力が低下していきます。精子は老化しないと考えられてきましたが、40歳以降で正常でない精子の割合が増えてくることが分かってきました。

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
■育児ストレス
三人目を考える時期は、一人目、二人目もまだ小さく育児だけでも大変な時期が多いです。2人の育児は、想像以上に大変なもので病気やけがなどすることもあります。
このような育児がストレスとなり、妊娠に影響が出る場合があります。
■社会的地位の向上
年齢を重ねると、社会的地位も向上して責任が大きくなってきます。パパは、会社での昇進などがあり責任も大きくなってくる時期です。ママも同様で、育児や仕事での責任が大きくなってストレスも大きくなってきます。
ストレスは、体調を悪くして妊娠に影響することがあります。パパとママの両方がストレスを溜め込んでいると妊娠にしくくなります。
■仲良しの回数が減る。
仕事や育児追われて、自然と仲良しする回数が減ってくる時期です。仲良ししなければ妊娠できないので不妊となってしましいます。
妊娠しやすくするためには
年齢を重ねても妊娠しやすくするためには、夫婦共に健康で体調を良くしていくことが大切になります。また、ストレスを溜め込まないことも大事です。
この頃は、体の代謝も落ちてきている頃ですので代謝を上げて体の冷えを取っていくことも重要です。
代謝を上げて冷えを改善するためにも、何か運動を始めるのがおすすめです。ストレスの解消にもなるので、運動を生活に取り入れてみましょう。
このように、三人目不妊でも体調を整えていくことで改善できる可能性があります。諦めずに日々を過ごしていきましょう。
この他、二人目不妊の話題は二人目不妊で、不妊治療については不妊治療の種類でまとめました。参考にしてください。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしていください。