妊婦と旅行
妊婦さんの旅行は、妊娠初期と34週以降は控えたほうがいいでしょう。旅行に行くなら妊娠中期(18~24週)に計画を立てたほうがいいです。
34週以降になると、お腹の張りなどが出てくるので旅行は控えるようにしてください。
妊婦さんが旅行するときは、母子手帳・健康保険証・生理用ナプキンを必ず持参するようにしましょう。
妊娠初期の旅行はダメ!
妊娠初期の旅行は控えるようにしましょう。
妊娠初期は、出血や流産のリスクが高い時期です。また、つわりも起こる時期なので体調が急激に変化することが多いです。
もしも、出血が起こると対処してくれる病院が近くにあるか分からないので、妊娠初期の旅行は控えるようにしてください。
どうしても移動しなければならないときは、医師に相談するようにしましょう。
次は、妊婦と海外旅行、温泉などについて詳しく紹介していきます。
妊婦と海外旅行
妊婦で海外旅行に行くのは避けたほうが無難です。
海外では、感染症や伝染病のリスクが高く衛生状態も良くない地域があります。また、現地の医療体制も分からないことも多く、出血や破水したときに対処が遅れる危険性もあります。
よほどの事情が無い限り、妊婦の海外旅行は避けたほうが無難です。言葉が通じないところで治療を受けるのはリスクが高いです。
海外では医療費が高額になることも多く、場合によっては数千万の請求が来ることもあります。また、旅行保険では妊娠週数で取り決めがあることがあり事前に確認しておかないといけません。
もしものときとリスクを考えると、海外旅行は控えたほうがいいかもしれません。
妊婦と温泉
妊婦さんが温泉に入るのは問題ないと環境省が通達を出しています。
今までは、妊婦さんが病気の方と一緒で入ってはいけないほうに分類されていましたが、32年ぶりに見直されています。
とはいえ、妊婦さんが温泉に入る際の注意点があります。
■妊婦さんが温泉に入るときの注意点
・長く使ってのぼせないように。
・滑って転ばないようにする。
・できれば付き添いの人と一緒に。
このような点に注意しましょう。
●長く使ってのぼせないように。
温泉のお湯の温度は、自分で調整出来ないことがあります。あまり長く入っているとのぼせる危険性があります。ママがのぼせると赤ちゃんまでのぼせてしまうので、早めに上がるようにしてのぼせないようにしましょう。
●滑って転ばないようにする。
温泉は、ヌルッと滑りやすくなっていることがあります。誤って転ばないように注意して入るようにしましょう。また、石けんやシャンプーの泡も滑りやすいです。注意してください。
●できれば付き添いの人と一緒に。
妊婦さんが一人で温泉に入るとなると、何かと不安になります。一緒に入ってくれる人がいれば心強いです。アクシデントがあったときにもすぐに対応ができます。
できるだけ、一緒に入ってくれる人と旅行するようにしましょう。詳しくは妊婦と温泉で紹介しています。
妊婦の旅行の注意点
妊婦さんが旅行の計画を立てる上で、いくつか注意する点があります。
■妊婦の旅行の注意点
・なるべく近距離にする。
・過密スケジュールは組まない。
・あちこち移動しない。
・ゆっくりのんびりできるように。
妊婦さんが旅行する目的は「ゆっくりしてリラックスする」ことです。移動ばかりの計画では、疲れてしまいます。
妊婦さんが旅行に行くなら、国内で近距離でいけるところを探しましょう。移動時間は5時間以内にしましょう。
1カ所にゆっくり滞在するプランがおすすめです。
この他、妊娠したい人向けの話題全般は妊娠したいで、妊婦さんの生活する上での注意点は妊婦の注意点でまとめています。読んでみてください。
他にも妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしていください。