妊娠初期の運動
妊娠初期の運動は、ママの体調を考慮して安定期になる妊娠中期までお休みするようにしましょう。
妊娠初期には、ホルモンがダイナミックに変化しているときで、急に体調が悪くなったり立ちくらみがすることがあります。運動をすることで、子宮が収縮してお腹が張ってくる場合も。
また、つわりも出てくる頃なので運動自体無理な人も多いはずです。
特に激しいスポーツや集団で行う運動は避けたほうが無難です。周囲に妊娠中であることを告げてお休みするようにしましょう。
妊娠初期に控えたほうがいい運動
妊娠初期は運動を控えたほうがいいのですが、特に控えたほうがいい運動・スポーツがあります。
■妊娠初期に控えたほうがいい運動
●事故が怖いもの
・スキューバダイビング
・シュノーケリング
・サーフィン
・ウィンドサーフィン
その他、マリンスポーツ全般
●集団で休みにくいもの
・バレーボール
・バスケットボール
・サッカー
・ソフトボール
●怪我が心配な運動
・剣道
・柔道
・空手
その他、身体的に影響がある運動。
特に集団で行う運動は、体調が悪くなっても自分だけ抜けるのが難しい場合もありますので、前もって断ったほうがいいでしょう。

妊娠初期に葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
次は、妊娠中期~34週までのおすすめの運動やスポーツを紹介します。まだまだ続きます。
妊娠中期におすすめの運動
妊娠が順調で、運動の許可をもらっている妊婦さんにおすすめの運動を紹介します。
■妊婦さんにおすすめの運動
・ウォーキング
・ジョギング
・マタニティヨガ
・マタニティビクス
・マタニティスイミング
上記のような運動がおすすめです。
特にマタニティスイミングは、腰の負担を軽くするので腰痛持ちの妊婦さんにおすすめの運動です。
妊婦さんは、運動不足になることが多いので、自分のペースで運動を行うようにしましょう。
運動する上での注意点
妊婦さんが運動を行う上でいくつか注意することがあります。
■運動する上での注意点
・無理をせずに楽しむ。
・妊娠前の6割程度のペースで。
・お腹が張ったらすぐに休む。
・疲れているときはしない。
・準備運動やクーリングは入念に。
・妊娠35週以降は辞めておく。
とにかく、無理をせずに運動することが大切です。
運動するペースは、妊娠前の6割程度にします。お腹が張ってきたら、すぐに休むこともポイントです。
決して無理をしないようにして運動を楽しむようにしましょう。
ボールを使う競技は、お腹に当たったりするので控えたほうが無難です。チームで行う競技も途中で抜けられなくなるのでやめておきましょう。
基本的には自己責任
どんなに妊娠が順調でも、トラブルを起こすリスクはあります。
運動するときは、自己責任ということを頭に置いて行動するようにしましょう。無理のない範囲で運動を楽しむようにしてください。
妊娠初期の運動と流産
妊娠初期に運動しても流産の原因にならないとされています。これは、日本産婦人科学会がHPにも掲載されていることで、信頼できる情報です。
妊娠初期に流産が起こる原因としては、胎児の染色体異常がほとんどです。この時期の流産は、母体側に原因があることはほとんどありません。
運動と直接関係ないと言っても、妊娠初期は運動は控えたほうが無難です。特に激しいスポーツは控えるようにしましょう。
ゴルフやテニス、スキューバダイビングやマラソン、トライアスロンなどは体に負担が掛かる運動です。これ以外にも激しいスポーツがあるので控えるようにしましょう。
妊娠初期は、ホルモンの変化が激しいときです。この時期は、突然体調を崩すことがあるので注意しましょう。詳しくは妊娠初期の運動と流産で紹介しています。
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