破水したら
破水したら、すぐに病院へ連絡して受診するようにしましょう。
破水は、何の前兆もなく始まることもあり、一度に大量の羊水が出てくるときと少量の羊水がチョロチョロ出てくるときがあります。
特に、破水して少量の羊水がチョロチョロ出てくるときは、尿漏れやおりものと見分けがつかないときもあります。
自分で見分けるのは困難なので、少しでも破水の可能性があるならすぐに産婦人科へ連絡して受診してください。
破水したら、すぐ病院!
破水したら、ま大きめのナプキンやバスタオルを当てて急いで病院へ連絡して向かいましょう。腰にはバスタオルを巻いて、周りが濡れないようにしておきましょう。
パパがいるときは車で、いないときはタクシーを呼んで急いで行くようにしましょう。病院へ向かっているときには、横になって安静を保つようにします。
破水が始まったら、シャワーを浴びたりお風呂に入ったりしないでください。感染症予防のためです。
■破水後どのぐらいで生まれる?
破水したら、どのぐらいで生まれてくるのかと言うと、一般的に破水後24時間以内に陣痛が始まると言われています。
24時間経っても陣痛が来ない場合には、陣痛促進剤が使われることがあります。
破水の見分け方なんて無い!?
破水か尿漏れ、おりものを自分で見分けるのは大変困難です。
特に高位破水などで、少量の羊水が出ているときは見分けがつかないことがほとんどです。
少しでも破水の可能性があるなら、急いで病院を受診するようにしましょう。
次は、破水と尿漏れの違いと種類などについて詳しく紹介します。まだまだ続きます。
破水と尿漏れの違い
破水して羊水が少量ずつ出ている場合は、破水か尿漏れか見分けがつかないことがあります。
■破水と尿漏れの違い
・匂いが違う
・色が違う
・自分で止められるか?
●尿漏れとは、匂いが違う
尿漏れはアンモニア臭がしますが、破水の場合は甘酸っぱい匂いか生臭い匂いがすると言われます。
しかし、少量の羊水がチョロチョロ出てくるときは、匂いで分からないことが多いです。
●尿漏れとは、匂いが違う
尿漏れは、少し黄色の色ですが、破水は透明もしくは黄緑や黄色の色をしているとされます。
これも、個人差が大きく少量では見分けがつかないことが多くあります。
●自分で止められるか?
自分で力を入れて止められるなら尿漏れ、止められずにダラダラ出てくるなら破水です。
しかし、少量のときは見分けるのが困難です。ダラダラ続いて出るときは破水の可能性が高いです。
また、痛みや出血がないことも多いので、自分で気が付かないことも多いです。
破水の見分け方は、あってないようなものです。いつもと違う感じがしたら、間違いでもいいので産婦人科へ連絡して急いで病院へ行くようにしましょう。
破水の種類
破水には、大きく分けて2種類あります。
●高位破水
卵膜の上の方(頭側)が破れて少しずつ羊水が漏れ出している状態です。少量の羊水が少しずつ出ているため尿漏れやおりものと見分けがつかないこともあります。
破水か尿漏れか見分けがつかないときには、間違ってもいいので産婦人科へ連絡して急いで受診するようにしましょう。
●前期破水
陣痛が起こる前に破水が始まってしまうのを前期破水と呼んでいます。妊娠37~41週の正産期なら正常なので問題ありません。36週以前の前期破水なら、感染症を起こして早産になるリスクが高まります。
破水の見分け方は、あいまいで自分で見分けることは困難です。少しでも破水の可能性があるなら、間違いでもいいいので産婦人科へ連絡して急いで受診するようにしましょう。
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