妊娠中期の破水
妊娠中期の破水は、感染症になる可能性も高く早産の原因にもなります。
もし、妊娠22~36週の時期に破水が始まると早産になってしまうことが多いようです。この時期での破水は、できるだけ妊娠を継続できるように処置を行います。
もしかして破水?と思ったら
破水は、ドバッと大量の羊水が流れ出るイメージがありますが、実際には高位破水のように少しずつ流れ出ることもあります。
尿漏れか破水か分からない場合でも、間違いでもいいので早く産婦人科へ連絡して診察してもらうようにしてください。
次は、破水の時の対処法と破水や早産になる原因について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
破水の時の対処法
破水かな?と思ったら
・破水の量が多いならナプキンかタオルを当ててバスタオルを腰に巻く。
・すぐに産婦人科へ電話する。
・病院への移動は車にする。
この他に注意点として
・シャワーやお風呂はダメ。
・間違いでもいいのですぐに受診する。
このような点に注意して受診するようにしましょう。
●破水の量が多いならナプキンかタオルを当ててバスタオルを腰に巻く。
破水の量が多いときは、ナプキンでは間に合わないぐらいの勢いで羊水が出てきます。ナプキンで間に合わないときは、タオルを当てて、腰にバスタオルを巻いておきましょう。
バスタオルを巻くのは、移動するときに車などを汚さないようにするためです。
●すぐに産婦人科へ電話する。
破水したら、早産になる可能性が高くなります。そのまま放置すると、感染症になってママと赤ちゃんが危険な状態となるため、早急に産婦人科を受診する必要があります。
●病院への移動は車にする。
破水していると、自分で歩いて病院へ行くのは困難です。パパや家族の車かタクシーを呼んで移動するようにしましょう。
破水後の注意点として
●シャワーやお風呂はダメ。
破水した状態でシャワーやお風呂に入ってしまうと感染症になる可能性が高くなります。ママや赤ちゃんが感染症になると、非常に危険な状態になるためシャワーやお風呂は絶対にダメです。
早産や破水を起こす原因
早産や破水を起こす原因として
・感染症
・子宮頸管無力症
感染症は細菌性膣症、頸管炎、絨毛膜羊膜炎などがあります。またクラミジアなどの感染症も早産や破水の原因となると言われています。
子宮頸管無力症とは、何らかの原因で子宮の入り口である頸管が開いてきて早産になる病気です。多くは自覚症状はありませんが、お腹に張りや痛みを感じることもあります。
症状が無いことが多いので、妊婦健診で発見されることが多いものです。
このように、妊娠中期の破水は早産になる可能性が高く早期の治療が必要です。破水かな?と思ったらすぐに病院へ連絡して治療を受けるようにしましょう。
この他、妊娠中期の注意点は、妊娠中期の注意点で、妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで紹介しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。