妊娠初期おりものが茶色
妊娠初期おりものが茶色なら、産婦人科に連絡して指示を仰ぐようにしましょう。もし、痛みやお腹の張りが続いているならすぐに連絡してください。
妊娠初期におりものが茶色になるのは、珍しいことではありませんが、何か異常があるサインかもしれないのです。
痛みや張りが一緒にある場合は、切迫流産、流産の可能性もあるので、すぐに産婦人科とコンタクトを取ってください。
妊娠初期おりものが茶色になる原因
妊娠初期のおりものが茶色になる原因として、血液が混じっていることが考えられます。茶色は、少し古い血液の色です。おりものが茶色になるということは、少し前にどこかで出血があったことを意味しています。
茶色のおりものが確認できたら、すぐに産婦人科へ連絡して指示を仰ぐようにしましょう。

妊娠初期に葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この次は、妊娠初期に出血を起こす原因と他の色のおりものの原因を詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠初期に出血を起こす原因
妊娠初期に出血を起こす原因として
・切迫流産、流産
・膣びらん
・子宮頸管ポリープ
このような原因が考えられます。
●切迫流産、流産
一番心配なのが、茶色のおりものが切迫流産や流産の兆候ではないかということです。茶色は血液の色なので完全に否定することはできません。
流産の多くは、鮮血の血液(赤や真っ赤)が多量に出てくることが多いとされます。それと一緒にお腹の張りや腹痛を伴うことが多いようです。
しかし、妊娠初期には何も症状がない稽留流産があります。自覚症状がなく検診で発見されることもあります。
いずれにしても、おりものに色がついている時点で、何かしらの以上のサインである可能性があります。茶色のおりものを確認したらすぐに産婦人科へ連絡しましょう。
●膣びらん
妊娠中は、膣内が常にうっ血している状態になります。少しの刺激でも出血を起こすことがあります。
●子宮頸管ポリープ
子宮頸管にポリープがあると、そこから出血を起こすことがあります。頸管ポリープは、手術をする場合と経過観察となる場合があります。
心配のなのは、切迫流産や流産ですね。おりものに異常があって不安なら産婦人科医へ相談してみてください。
妊娠初期はおりものが増える
妊娠すると、ホルモンがダイナミックに変化するので、初期の頃からおりものが増加したり水っぽくなったり粘り気が増してくることもあります。
これは、生理的変化なので心配ないです。
他の色のおりものの原因
●おりものがピンクになる。
妊娠初期のおりものがピンクになるのは、血液が混じっている可能性があります。茶色から茶褐色、薄い赤、ピンク色など色々表現がありますが、ほとんどは血液の色である可能性があります。
産婦人科へ連絡して指示を受けてください。
●おりものが黄色や黄緑
妊娠初期でおりものが黄色や黄緑になるときは、炎症を起こしていると考えられます。妊娠初期はカンジタになることがあるので、黄色や黄緑のおりものになることがあります。
カンジタは治療できるので早めに産婦人科を受診してください。
カンジタや感染症の場合、色の変化とともに臭いがキツくなります。臭いが気になるときも受診することをおすすめします。
このように、妊娠初期おりものが茶色になるときは、異常のサインかもしれません。茶色になっても心配のないことも多いので、早めに産婦人科を受診して原因を調べるようにしましょう。
この他、妊娠初期に気をつけることは妊娠初期に気をつけることで、妊娠初期の注意点は妊娠初期の注意点でまとめています。読んでみてください。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで紹介しています。
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