妊娠初期の温泉は禁忌?入るときの注意点
妊娠初期に温泉に入っていいか不安になることがありますが、結論から言えば、体調に問題がなければ温泉に入っても問題ないとされます。
ただし、つわりがひどいときや体調が優れないときは無理をして温泉に入らないようにしましょう。
のぼせにも注意が必要です。あまり温まりすぎると良くないので、長風呂は避けるようにしてください。
なぜ、妊娠したら温泉がダメなのか?
今まで妊婦さんは温泉に入ってはいけませんでした。元々なぜ妊婦さんが禁忌症に入っていたかは不明で当時の記録も残っていないそうです。
妊婦さんは、温泉の入浴を避けるべき禁忌症の中に含まれていて、特に妊娠初期や後期は温泉に入らないように注意書きが出ています。
そのことが2014年に32年ぶりに見直されることになって、禁忌症から妊婦さんが削除されました。
妊婦さんが温泉に入ることによって健康に影響が出るという文献や科学的根拠がないのが理由です。

妊娠初期に葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
これで、安心して温泉を楽しむことができるわけですが、妊娠初期に温泉に入るときは、ちょっとした注意点があります。
この次は、妊娠初期の温泉に入るときの注意点や旅行の計画の注意点などを詳しく紹介します。まだまだ続きます。
温泉に入るときの注意点
妊娠初期の妊婦さんが温泉に入るときは,注意点がいくつかあります。
■温泉に入るときの注意点
・長く湯船に浸からない。
・他の人と一緒に入る。
・床や浴槽などの滑りに注意。
このような注意点があります。
●長く湯船に浸からない。
あまり長く湯船に浸かっていると、のぼせや気分が悪くなる原因になります。体の温めすぎは、お腹の赤ちゃんへの影響が心配になりますので早めに湯船から出るようにしましょう。
●他の人と一緒に入る。
妊娠初期は、突然体調が÷なったり気分が悪くなったりします。そのときに手伝ってもらえるように、他の人と一緒に入るようにしましょう。
●床や浴槽などの滑りに注意。
温泉の泉質やシャンプーやボディーソープなどで、床や浴槽が滑りやすくなっています。足元には十分に注意して温泉に入るようにしましょう。
床が滑りやすくなっているところがあるので注意が必要です。
温泉の計画は慎重に
妊娠初期に、温泉旅行など計画するときは慎重にスケジュールを調整するようにしましょう。妊娠初期は、特に体調の変化や出血などあるので慎重に計画を立てるようにしましょう。
■旅行を計画するときの注意点
・あまり遠出はしない。
・1カ所に長く滞在するように。
・もしもの時に連絡先を確認。
・キャンセルする勇気も必要。
こんな点に注意して温泉旅行の計画を立てるようにしましょう。
●あまり遠出はしない。
妊娠初期はあまり無理をしないようにしましょう。移動に長く時間が掛かるような旅行は控えるようにしましょう。
できるだけ近場でゆっくりできるような温泉地がいいでしょう。
●1カ所に長く滞在するように。
複数の旅行先を頻繁に移動するようなスケジュールを立てるのは止めたほうがいいです。1カ所にゆっくりできるような計画を立ててください。
●もしもの時に連絡先を確認。
妊娠初期は何が起こるか分かりません。突然出血したり気分が悪くなることもあります。もしものときのために緊急時の連絡先とかかりつけの産婦人科の連絡先を確認するようにしてください。
また、旅行先の医療事情も調べておくと安心です。
●キャンセルする勇気も必要。
妊娠初期は、つわりも始まり体調が悪くなることが多くなります。つわりが重くなってくると立っているのも辛いときがあります。
こんな状態で旅行に行っても楽しめず、つわりで食べたいものが食べられないこともあります。できるなら妊娠初期の温泉旅行は避けて安定期と呼ばれる妊娠中期に旅行するように計画を立てましょう。
このように、妊娠初期の温泉は入ることは問題はなく注意して入ることで楽しめるようになります。しかし、体調が悪いときはキャンセルする勇気も必要です。
この他、妊娠初期に気をつけることは妊娠初期に気をつけることで、妊娠初期の注意点は妊娠初期の注意点でまとめています。読んでみてください。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで紹介しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。