吐きつわり対策
吐きつわりの対策法は、いくつかあるので自分に合った方法でつわりを軽くできるように試してみましょう。
吐きつわりは、つわりの症状でも多い症状です。何を食べても吐いてしまうので、とても辛い思いをしている人も多いです。
つわりの時期は、「食べられるものを食べられるときに食べる」のが基本です。無理をして規則正しく食べるのではなく、食べられそうなときに食べるようにしましょう。
吐きつわりの原因
吐きつわりや食べつわりの原因は、様々な説がありますが原因特定には至っていません。
色々なつわりの原因として
・妊娠中のホルモン分泌の変化。
・胎児を異物として捉えての作用。
・自律神経と交感神経が関係。
妊娠中は、黄体ホルモンや様々なホルモンが活発に分泌されます。ホルモンの作用によって体調にも影響して吐きつわりになる説が有力です。
本当の原因については、今後の研究結果を待たなければなりません。
この次は、具体的な吐きつわり対策などを詳しく紹介します。まだまだ続きます。
具体的な吐きつわり対策
■具体的な吐きつわり対策
・食べ物は冷ましてから。
・食べられるときに食べる。
・匂いの元から離れる。
・空腹になる時間を作らない。
・水分補給は忘れずに。
・ぬるいお茶や水はダメ。
・ひどいときには病院受診。
こんな、吐きつわり対策があります。
●食べ物は冷ましてから。
温かい食べ物は、匂いもキツくなる傾向があります。妊娠すると、つわりのせいで炊きたてのごはんの匂いがダメになることが多いです。
食材は、冷やすと匂いもおさまってくるので、冷ましてから食べるようにしましょう。
●食べられるときに食べる。
妊娠初期のつわりのときは、赤ちゃんに栄養が気になって無理して食べる人も多いです。しかし、無理をして食べると吐いてしまうことが多くおすすめできません。
つわり中は「食べられるものを食べられるときに食べる」を基本にして、今食べられるものを食べるようにしてみてください。
つわりには、炭水化物がよいと言われます。ごはんやパン、パスタやうどんなど自分が食べられるものを食べるようにしましょう。
おすすめは、小さいおにぎりやクッキー、一口大のパンなどです。これなら、パクッと食べることができるので便利です。
つわりは朝起きたときが一番辛いので、枕元に小さいおにぎりやクッキーを置いておき、朝起きたときにすぐに食べると幾分症状が軽くなります。
この他にも、キャンディやこんにゃくゼリーなら食べられたという人も多いです。自分に合った食材を見つけてください。
●匂いの元から離れる。
ごはんを炊くときの匂いや料理の匂いなどは、それを嗅ぐだけでムカムカすることがあります。こんな時は、炊飯器がない、料理の匂いが届かない部屋か外へ移動するようにしましょう。
匂いの原因から離れるだけで、かなり気分が変わってくるはずです。
買い物の時も、匂いがキツイ場所があります。スーパーの魚売り場や総菜コーナーなどは匂いが充満しています。買い物は家族に行ってもらうなど対策していきましょう。
●空腹になる時間を作らない。
胃の中に何も入っていないとムカムカして気持ちが悪くなります。少しずつ食べることでムカムカを抑えていくようにしましょう。
一口チョコやキャンディを持ち歩くものいいと思います。
●水分補給は忘れずに。
つわり中は、食欲がないため水分が不足するようになります。意識して水分を補給するようにしてください。
●ぬるいお茶や水はダメ。
水分を補給すると言っても、ぬるいお茶や水は逆効果です。ムカムカを増長させるだけなので、冷やした飲み物を飲むようにしましょう。
●ひどいときには病院受診。
動けないぐらい、ひどい吐きつわりになったときは、病院を受診して点滴を打ってもらいましょう。また、症状が重くなると妊娠悪阻といって入院が必要になることもあります。気をつけましょう。
このように、吐きつわり対策はいくつかあります。自分にあった対策を試してみてください。

妊娠初期に葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
つわりにはビタミンb6
つわりにはビタミンb6がよいと言われています。ビタミンb6には、つわりを緩和する働きがあるため意識して補給することをおすすめします。
ビタミンb6は、ニンニクやビンナガマグロ、牛レバーなどに多く含まれていますが、これらの食べ物は妊娠中に食べないほうがいいので、バナナや干しぶどうなどから摂取するようにしましょう。
この中でもバナナがおすすめです。つわりはMorningSicknessと呼ばれるぐらい朝からムカムカすることが多いです。なので、朝からバナナを食べることで緩和する作用が期待できます。
これ以外にもつわり対策があって、ガムを噛む、トマトを食べる、氷を食べる、炭酸水を飲む、みぞおちと背中を温めてみるなど様々がつわり対策があります。詳しくはつわりにはビタミンb6で説明しています。
この他、吐きつわり全般については吐きつわりで、妊娠つわり。悪阻全般についてはつわり・悪阻のまとめで詳しく紹介しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。