よだれつわり(唾液過多)
よだれつわり(唾液過多)は、常に唾液が口の中に溜まる状態が続くつわりです。いつも唾液が溜まっているので、気持ちが悪くなって処理にも困ることになります。
よだれつわりは、通常のつわりより長く続く傾向があって、一番長い人では出産後まで続いたという人もいるぐらいです。
このつわりは、食べつわりやはきつわりと一緒に来ることもあって、とても辛い時期が続くことになります。しかし、必ず終わりは来るので頑張って乗り切りましょう。
よだれつわりはいつまで?
よだれつわりは、症状が辛いのでいつまで続くのか不安になると思います。
一般的によだれつわりは、妊娠25週ごろには治まってくる場合が多いようです。でも、出産後数週間は続いたという人もいます。
他のつわりが妊娠15週頃には治まってくるので、ちょっと長い間つわりが続くことになります。
幸い、よだれつわりは食欲に影響しないことが多いので、溜まった唾液の対策をすれば乗り越えられるようになります。
つわりは終わりがくると信じて頑張っていきましょう。

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●妊娠初期に絶対必要な葉酸

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葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
次は、よだれつわりの原因と対処法を詳しく紹介します。まだまだ続きます。
よだれつわりの原因
よだれつわりの原因は、よく分かっていませんが副腎皮質ホルモンが影響しているという説もあります。ホルモンが多く分泌されることで唾液が多く出るというものです。
この他にもビタミンB6が不足していたりすると、唾液が多く出ることもあるようです。
よだれつわり対策
先輩ママが実践した具体的なよだれつわり対策を紹介します。
・ペットボトルや水筒を持ち歩く。
・ビニール袋に新聞紙。
・小さいハンカチを持つ。
・タオルを加えて寝る。
・医療用の滅菌ガーゼを噛む。
・ぬるいポカリを飲む。
・飴やタブレットを食べる。
みなさん、こんな対策をしてよだれつわりを乗り越えたようです。
●ペットボトルや水筒を持ち歩く。
口の中に唾液が溜まったら、ペットボトルの中に吐き出すようにします。これなら、外から見ると飲んでいるように見えるのでいいです。
小さい水筒などでもいいですね。缶ボトルなら中身も見えないのでいいかもしれません。
●ビニールに新聞紙。
ビニール袋に新聞紙やティッシュを入れて、溜まったらこの中に吐くようにします。こちらは中身が見えるので、家の中で使用するほうがいいと思います。
この袋の利点は、そのまま捨てられることで後処理が簡単です。
●タオルをくわえて寝る。
唾液は、寝ている間も出ています。寝ているときはタオルを口にくわえたまま寝ると言う方法です。しかし、喉に引っかける危険性があるためおすすめできません。
上のビニール袋かタオルを枕元において、それに吐き出すほうが安全です。
●医療用の滅菌ガーゼを噛む。
これも、タオルと同じで寝るときに口の中に入れます。これも、同じように危険性があるので止めたほうが無難です。
ティッシュを噛む人もいますが、ティッシュには薬品が含まれていることがあるため噛まないほうが安全です。
●ぬるいポカリを飲む。
冷えていない温いポカリなどスポーツ飲料を少しずつ飲む方法です。スポーツ飲料は少し酸味があるので、つばを飲み込みやすいようです。
この方法は、産婦人科医の医師から聞いた方法です。
●飴やタブレットを食べる。
飴やフリスク、ミンティアなどのタブレットを食べる方法です。これも、つばを飲み込みやすいので実践している人が多いです。
一時的に唾液が減るので楽になります。
どの対策法が自分に合っているか分からないので、いいなと思う方法を試してみてください。
この他、つわり全般の話題はつわり・悪阻のまとめでまとめました。参考にどうぞ。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。読んでみてください。