妊娠初期の痛み
妊娠初期の痛みについてまとめました。
妊娠初期に痛みを感じる部位としては、下腹部痛や頭痛、腰痛やお腹の張り、引きつりなどがあります。それぞれ、妊娠の影響が大きく、お腹の赤ちゃんが成長するにつれて出てくる痛みです。
痛みと共に、出血やお腹の張りが出たときは注意が必要です。強い痛みと出血がある場合は流産の可能性もあるので、急いで産婦人科へ連絡して指示を仰ぐようにしてください。
妊娠初期の下腹部痛
妊娠初期に痛みを感じるのは下腹部痛が多いです。痛みとしては、チクチク痛かったり生理痛のような鈍痛、下痢のような痛みなど様々な症状があります。
チクチクした下腹部の痛みは、卵巣が腫れて痛みを感じることがあるようです。
痛みを感じたら、無理せずに休むようにしましょう。痛みのあるほうを下にして休むと痛みが治まってくることがあります。
妊娠初期に下腹部痛が起こる原因として、流産や子宮外妊娠などがあります。これの病気は、ママや赤ちゃんへ重大な影響を及ぼすことがあるので、早めに対処するようにしましょう。
しばらく休んでも痛みが取れなかったり、周期的に痛みがくるような場合には、産婦人科へ連絡して受診するようにしてください。
この次は、この他の痛み、頭痛や腰痛を詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠初期の頭痛
妊娠したときのホルモン変化で頭痛が起こることがあります。その多くは、偏頭痛と言われています。
偏頭痛は、血管が拡張したときに起こる頭痛で、予兆として肩こりや首コリ、眉間が重く感じる、あくびが出て眠気がくるなどがあります。
偏頭痛は、強い光や騒音が痛みを増幅させるので暗い部屋に横になるのがよいとされます。チーズやナッツ類(チーズは妊娠中は控えたほうが良い)が良くないので食べないようにするのがいいでしょう。
■何故、妊娠中はチーズを食べないほうがいいの?
チーズには、細菌が付着していることがあり、食中毒や感染症の原因になることがあります。
特に、リステリア菌に感染すると流産や早産、生まれてくる赤ちゃんにも影響が出る可能性があるので注意してください。
リステリア菌は、肉や魚のパテ、スモークサーモンなどにも付着しています。このような食品は、妊娠中は食べないようにしましょう。
妊娠初期の腰痛
妊娠初期から腰痛に悩まされる人もいます。お腹も大きくないのに腰痛?と思うかもしれませんが実際に腰痛になる人も多いようです。
妊娠初期から腰痛になる原因は、妊娠を維持するために分泌される黄体ホルモンや赤ちゃんの成長に伴って多くなるホルモンが、関節の周りの靱帯を緩めてしまうことが原因と考えられています。
妊娠初期はつわりもあるため、思うように動けず運動不足になることも原因です。
腰痛対策としては、医師の許可を受けた上での軽い運動やストレッチです。気分転換にお散歩するのもいいでしょう。妊娠中期や後期なってもお腹が大きくなることでの腰痛が出てきます。
腰痛が辛いときは、パパにマッサージしてもらうようにしましょう。間違っても湿布などを貼ったり鎮痛薬を飲んだりしてはいけません。
どうしても腰痛が辛い場合には、産婦人科で診察を受けて相談するようにしてください。
妊娠初期の痛みでは、強い痛みや出血を伴うときは注意しましょう。子宮外妊娠や流産などの可能性があるので、すぐに産婦人科へ連絡して指示をもらってください。
この他、妊娠初期の兆候については妊娠の兆候で、妊娠初期症状や兆候については妊娠初期・超初期妊娠症状の兆候まとめでまとめてみました。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。