妊娠中の甘いもの
妊娠中は、甘いものばかり食べたくなるときがありますよね。特に、妊娠28週からの妊娠後期には甘いものが食べたくなることが多くなります。
でも、食べたい欲求のままに甘いものを食べ続けると、体重が増えることだけでなく妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群といった病気になるリスクが高くなります。
妊娠中の体重管理を行うためにも、自分で食欲をコントロールしていくことが大切です。
妊娠後期に甘いものが欲しくなる理由
妊娠後期に甘いものが欲しくなる理由として、赤ちゃんへブドウ糖が送られることがあります。赤ちゃんに多くのブドウ糖が送られるためにママの糖分が不足して甘いものが食べたくなると言われています。
甘いものというとカロリーが高いものが多くあります。甘いものばかり食べるとカロリー過剰になって体重が増え続けることになります。また、巨大児や赤ちゃんが体が弱くなるなどママや赤ちゃんに重大な影響がでることがあるので食べ過ぎないようにコントロールしていきましょう。
この次は、妊娠中の甘いもの対策と妊娠糖尿病について詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠中の甘いもの対策
妊娠中は、甘いものを食べすぎないように対策することが大切です。
・おやつの時間を決める。
・夕食後の甘いものは控える。
・食べる量を最初に決める。
・低カロリーのものを選ぶ。
このような対策があります。
●おやつの時間を決める。
ダラダラと食べ続けるのは、体にとってよくありません。食べる時間を決めて、その時間だけ食べるようにしましょう。
目の前に甘いものがあると、つい手が出てしまうので見えないところにお菓子を置いておくのも方法の一つです。
●夕食後の甘いものは控える。
夕食後に甘いものを食べると、それだけで太る原因になると言われています。夜9時以降は口にものを入れない習慣を身につけましょう。
夕食をしっかり食べることができれば、そんなに甘いものを食べる気にはならないです。
●食べる量を最初に決める。
おやつやお菓子を食べる量を最初に決めておくと食べすぎを抑制することができます。最初からこれだけ!と決めて食べるようにしましょう。
●低カロリーのものを選ぶ。
甘いものを食べたいと思ったら、できるだけカロリーの低いものを選ぶようにしましょう。
おすすめは、こんにゃくゼリーです。こんにゃくゼリーは、カロリーも低く便秘対策にもなります。寒天も低カロリーなので自分が好きなほうを食べてください。

妊娠初期に葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
甘いものと妊娠糖尿病
妊娠中に甘いものを食べすぎると妊娠糖尿病になるリスクが高くなります。妊娠糖尿病になると、産後も糖尿病になりやすいので注意しましょう。
妊娠糖尿病になりやすい人は、
・妊娠前から肥満。
・妊娠中に太りすぎ。
・年齢が高く出産経験がある。
・巨大児を出産したことがある。
・家族が糖尿病。
このような人が妊娠糖尿病になりやすいと言われます。
妊娠糖尿病にならないためには、カロリーを取り過ぎないように気をつけることです。揚げ物など油分のおおい食べ物や甘いものを控え、一日3食きちんと食べるようにしましょう。
栄養のバランスを考えた食事を摂ることが大切です。
妊娠中の甘いものは、なるべく控えるようにして太りすぎないように気をつけていきましょう。
この他、妊娠中の食事と必要な栄養素全般については妊娠中の食事と必要な栄養素で、妊娠中の注意点は、妊娠中の注意点で解説しています。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいでまとめています。読んでみてください。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。