妊娠中の市販の便秘薬
妊娠中に市販の便秘薬を自己判断で飲むのは危険です。飲む前には必ず産婦人科医に相談してから飲むようにしましょう。
市販の便秘薬の中には、腸に作用して強制的に出させるものもあって自分の判断だけで飲むのは控えるようにしましょう。
漢方にも便秘薬がありますが、これも産婦人科医に相談してから飲むようにしましょう。
市販の便秘薬がダメな理由
妊婦さんに市販の便秘薬がダメな理由は、腸を刺激しすぎることによって下痢になって子宮を収縮させる可能性があるからです。
また、妊娠中はママの体調も変化しやすいので、下痢になると体調面でも心配になります。
便秘は、妊婦さんにもよくありません。便秘が続くと痔になることも多く、トイレに行くのが辛くなってきます。
便婦は解消しないといけませんが、市販の便秘薬を飲むときには必ず産婦人科の医師と相談するようにしましょう。
この次は、妊娠中の便秘対策などについて詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠中の便秘対策
妊娠中の便秘は、多くの妊婦さんが経験しています。しっかり便秘対策を行って快適な生活を送れるようにしましょう。
■妊娠中の便秘対策
・しっかりと水分補給。
・食物繊維と乳酸菌を。
・軽い運動を行う。
このような対策があります。
●しっかりと水分補給。
妊娠中は、黄体ホルモンの影響や赤ちゃんの成長に伴って体内の水分が不足してくるので、マメに水分を補給することが必要になります。
夏場は特に、水分が不足するようになります。外出するときは水筒を持参するなど水分補給を忘れないようにしましょう。
●食物繊維と乳酸菌を。
腸内環境を改善して便秘解消を目指します。食物繊維と乳酸菌は、便秘解消に役立ちますので積極的に食事に取り入れていきましょう。
食物繊維といってもいくつか種類があります。キャベツやモロヘイヤなど葉物以外にもワカメや海藻類にも多く含まれます。
キャベツでダメならワカメなど海藻類も試してみましょう。
乳酸菌はヨーグルトなどに入っています。便秘解消には、オールブランやフルーツグラノーラなどもいいので、ヨーグルトと一緒に食べるのもおすすめです。
●軽い運動を行う。
産婦人科医に安静を指示されている人以外は、ウォーキングなど軽い運動を生活に取り入れてみましょう。
妊娠初期は、つわりがあって運動は無理ですがつわり明けから意識的に体を動かすようにしましょう。外に出るのが無理なら、家事をテキパキとこなすのも運動になります。
無理をして運動する必要はありませんが、できるだけ体を動かすようにして腸を動かすように工夫していきましょう。
妊娠中に自己判断で市販の便秘薬を飲むのは危険です。市販の風邪薬でもそうですが、自己判断で飲むのは止めて必ず産婦人科医に相談するようにしてください。
この他、妊娠中の薬の服用については妊娠中の薬の服用で、妊娠中の注意点は妊娠中の注意点で詳しく解説しています。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいでまとめました。読んでみてください。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。