妊娠初期の不眠
妊娠初期に不眠なったという妊婦さんも多いようです。妊娠初期には、眠くなる「眠りつわり」が多いのですが、反対に眠ることができなくて不眠になる人もいます。
眠れないので、不安になって無理をして眠ろうとすると余計眠れないので無理をしないようにしましょう。
妊娠初期の不眠の原因
妊娠初期に不眠になる原因として、妊娠を継続させるために分泌されるホルモンの影響があります。妊娠前と大きくバランスが変化するために不眠になると言われます。
この他にも、足のむくみや痙り、夜中にトイレに起きてしまう頻尿、自律神経の乱れによる不安などが原因とも言われます。
眠れなくて体力を消耗すると、お腹の赤ちゃんの成長が心配になりますが、ママの睡眠とは関係なく成長していくので心配いりません。
まずは、気持ちよく眠れるように環境を整えていきましょう。

妊娠初期に葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この次は、妊娠初期の不眠対策と解消法を詳しく紹介していきます。まだまだ続きます。
妊娠初期の不眠対策
妊娠初期の不眠は、しっかり対策を行って気持ちよく眠れるように環境を整えていきましょう。
■妊娠初期の不眠対策
・日中に体を動かす。
・寝る前1時間半前に入浴。
・ストレスを解消。
・TVやスマホを見ない。
・眠らない。
このような不眠対策があります。
●日中に体を動かす。
産婦人科医から安静を指示されている人以外は、日中に体を動かすようにして体を疲れさせます。バレーやテニスなど激しいスポーツは論外ですが、日中にウォーキングやお散歩ぐらいの軽い運動をしてみましょう。
体を動かすことで代謝も良くなり気分転換にもなります。心地よい疲れが、質の高い睡眠を呼びます。
●寝る前1時間半前に入浴。
寝るときには、手足から放熱して体温が下がると寝付きが良くなります。
入浴後1時間半ぐらいで体温が下がってくると言われています。寝る前の1時間半ぐらい前に入浴すると寝付きが良くなります。
夏にはシャワーで済ませる人もいますが、温めの湯船に浸かるほうが疲れも取れやすいです。夏用の入浴剤もありますので、眠れないときは湯船に浸かってみるのもいいでしょう。
妊娠初期は体調が変化しやすいので、のぼせには注意してください。
●ストレスを解消。
ストレスが溜まると血管が収縮して血液の循環が悪くなります。また、精神面にも影響して不安が増幅されて不眠になってしまうことも多いです。
ストレスの原因を知って、上手に解消していくようにしましょう。友人とおしゃべりするだけでも気分が変わってきます。女子会に参加することもストレス解消に繋がります。
●TVやスマホを見ない。
寝る直前までTVやスマホをいじっていると、脳に刺激が伝わって中々寝付けずに不眠になります。寝る1時間前ぐらいには、TVやスマホを止めて読書や好きな音楽を聴くようにすると眠れるようになります。
●眠らない。
眠れないなら、無理に眠らないで起きておくことにします。不眠の場合、無理に眠ろうとすると余計に眠れなくなるので反対に起きているようにします。
普段できないようなことやパズルなどをすると自然に眠たくなってきます。
でも、朝まで起きて昼間に寝てしまうと夜に眠れなくなるので、頑張ってよるまで起きておくようにしましょう。
妊娠初期の不眠は生理現象なので、ある程度仕方のないことかもしれません。自分の環境を改善して少しでも不眠が解消できるようにしましょう。
上記の不眠対策を試してみて、自分にあった方法を見つけてください。
この他、妊娠初期の注意事項は妊娠初期の注意事項で、気をつけることは妊娠初期に気をつけることでまとめています。読んでみてください。
妊娠初期の注意点は妊娠初期の注意点を参照してください。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで詳しく解説しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。