妊娠初期の吐き気
妊娠初期の吐き気は、つわりの症状として表れるもので多くの妊婦さんが経験している症状です。症状の重さも「ちょっとムカムカする」ぐらいから「何も食べられないぐらい吐き気が続く」まで様々です。
吐き気と言っても、何も食べないとムカムカするものや食べるだけで戻しそうになるものまで色々あります。
つわりは、妊娠16週ごろには段々治まってくることが多いです。つわりがあるのは、お腹の赤ちゃんが元気な証拠なので頑張って乗り切るようにしましょう。
妊娠初期の吐き気の原因
妊娠初期に吐き気が起こる原因は、色々諸説がありますがその中でも自律神経と交感神経の変化が影響して吐き気が起こる説があります。
妊娠の初期段階には、体内のホルモンバランスが急激に変化していきます。ホルモンバランスの変化が影響してムカムカや吐き気、胃痛など様々な症状を引き起こすと考えられています。

妊娠初期に葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この次は、妊娠初期の吐き気対策などについて詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠初期の吐き気対策
妊娠初期の吐き気対策として
・朝起きてすぐ食べる。
・飴や一口チョコを食べる。
・匂いの元から離れる。
・食べ物は冷やしてから。
・ぬるいお茶や水を飲まない。
・体をうしろに反らす。
・果物やトマトを食べる。
・アイスやシャーベットを食べる。
・炭酸水を飲む。
・買い物は他の人に頼む。
このような吐き気対策があります。
●朝起きてすぐ食べる。
つわりは、海外ではMorningSicknessと呼ばれます。朝から胃の中に何も入っていないと吐き気がくるので、起きてすぐに何か食べるようにしましょう。
つわりには、炭水化物が良いとされます。
寝る前に、枕元に小さなおにぎりやパンを置いておき、起きてすぐに口に入れるようにします。これでいくらか吐き気を軽減できます。
●飴や一口チョコを食べる。
自宅にいるときは、ちょこちょこ食べることができますが仕事をしているとそういう訳にもいきません。そこで、吐き気を感じたら飴や一口チョコを食べるようにします。
糖分を取ると、少しですが吐き気を軽減できます。
職場では、妊娠10週ごろに妊娠中であることを報告しておくといいでしょう。
●匂いの元から離れる。
キッチンなど、匂いの発生しやすい場所から離れるようにします。つわりの時期は、匂いに敏感になっているので匂いの元に近づかないようにしましょう。
特に、炊飯器の近くは匂いがキツイので近づかないようにします。
●食べ物は冷やしてから。
食べ物が温かいと匂いが強くなります。食べるときは冷ましてから食べるようにすると吐き気を抑えられます。
●ぬるいお茶や水を飲まない。
ぬるいお茶や水を飲むと、吐き気を増幅させます。できるだけぬるい状態で飲まないようにしましょう。
冷えたものを飲むと気分が良くなる人が多いようです。
●体をうしろに反らす。
吐き気が強いときには、ソファに座って体を反らすようにすると胃が伸びて気分が楽になります。ただし、バランスを崩して転倒しないように十分に注意してください。
●果物やトマトを食べる。
酸っぱい系の果物やトマトを食べると吐き気が治まってくることもあります。清涼感が人気のようです。
●アイスやシャーベットを食べる。
アイスやシャーベットの冷たい感触が吐き気を軽減してくれます。食べ過ぎると吐き気が増すので注意してください。
●炭酸水を飲む。
妊娠中のつわりに炭酸水を飲むと吐き気が軽減できます。ちょっとアレなのですが、ゲップが出ることで楽になります。
●買い物は他の人に頼む。
スーパーの総菜コーナーや魚コーナーは臭いがキツイ場所です。できるなら、買い物を家族に頼むようにしましょう。
妊娠初期の吐き気は、対策すればある程度軽減できますが、症状自体は妊娠中期ぐらいまで続きます。つわりは、赤ちゃんが元気な証拠と思って頑張って乗り切るようにしましょう。
この他、妊娠初期の注意事項は妊娠初期の注意事項で、気をつけることは妊娠初期に気をつけることで詳しくまとめています。
妊娠初期の注意点は妊娠初期の注意点を読んでみてください。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで詳しく紹介しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。