妊娠初期にお腹がすくのはつわり
妊娠初期にお腹がすく症状は、食べつわりという症状です。
つわりというと、吐き気やムカムカがイメージとしてありますが、すぐにお腹が空いて食欲旺盛になることもつわりの一つです。
この症状は、食べつわりと呼ばれるものです。すぐにお腹が空くからといって異常というわけではありません。
お腹空くけど食べると気持ち悪いなどの症状があります。
食べつわりは、食欲のまま食べ続けて体重が増えすぎると、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病といったリスクが高まり、ママや赤ちゃんに重大な影響を及ぼすことがあります。
できるだけ体重増加を抑えるように、妊娠初期から適切な体重にコントロールしていきましょう。
気持ち悪いけど、お腹がすく原因
妊娠初期に気持ち悪いけど、お腹がすく原因はよく分かっていません。
食べつわりや吐きつわりの原因は諸説ありますが、妊娠初期の急激なホルモン環境、代謝の変化。環境の変化に対する母体の不適応状態が影響していると考えられています。
食べつわりの症状は?
食べつわりの症状として
・食べていないと気持ちが悪い。
・食べたのに、また食べたくなる。
このような症状があります。
食べないと気持ちが悪くなる、食欲旺盛になって食べ続けると急激な体重増加が心配されます。
どちらも糖分や塩分を取り過ぎることになり、体重が急激に増える原因になります。
妊娠中に急激に体重が増えすぎると、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病といったリスクが高まります。適正な体重(7~12kg贈)になるように体重をコントロールしていきましょう。
関連記事:
・食べつわりと体重増加
この次は、妊娠初期にお腹がすくときの対処法などについて詳しく紹介します。まだまだ続きます。
お腹がすくときの対処法
お腹がすくときの対処法として、
・野菜を食べる。
・ガムや飴を食べる。
・温かいスープや飲み物。
・枕元に小さなおにぎり。
お腹がすいてしかたがないときには、このようなことを試してみてください。
■野菜を食べる。
お腹がすいたときは、野菜を食べるようにします。細切りの野菜をパックに入れて冷蔵庫で保管しておくと食べたときに食べられて便利です。
また、レンジで蒸したもやしをパックに入れて食べるのもおすすめです。調味料をポン酢、ノンオイルドレッシング、めんつゆなど変化を付けると飽きずに食べることができます。
妊娠すると便秘になりやすいので、便秘差対策にもなって一石二鳥です。
■ガムや飴を食べる。
ガムや飴、氷など口の中で長持ちするものを食べるといいでしょう。
仕事をしていると、途中で食事をするわけにもいかないのでガムや飴を食べるようにします。ガムはキシリトール入りガムがおすすめです。でも、食べ過ぎには注意!
■温かいスープや飲み物。
普段の食事に温かいスープや飲み物をプラスするだけで、満腹感を得られるようになります。温かいものはホッと一息つくことができますね。
■枕元に小さなおにぎり。
朝起きたときに、胃の中に何も入っていないとムカムカが増幅されます。朝起きたときにすぐに食べることができるように、枕元に小さなおにぎりやクッキーを置いて食べるようにします。
お腹がすく症状を放置しておくと、妊娠中期~後期にかけての体重管理が難しくなります。今のうちに、しっかりと体重をコントロールできるようになりましょう。
妊娠初期は、先天性異常のリスクに注意!
妊娠初期のママに知ってほしいことがあります。
妊娠初期は、「私の赤ちゃん」がグングン成長する時期です。
この時期に、重要な栄養素である葉酸が不足すると、「無脳症」や「二分脊椎」など先天性異常のリスクが高くなることが判明しています。
このことは、世界的な疫学的調査で分かったことで、日本でも2002年より厚生労働省が妊娠初期の妊婦さんに対して葉酸を積極的に摂取するように通知を出しています。
葉酸は色々な食品に含まれていて、日頃の食事でも摂取できますが・・・
葉酸は絶対に必要な栄養素なので、不足しないように注意してください。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この他、妊娠初期の注意事項は妊娠初期の注意事項で、気をつけることは妊娠初期に気をつけることで解説しています。
妊娠初期の注意点は妊娠初期の注意点で詳しく紹介しています。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいでまとめました。
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