妊娠4週・5週・6週・7週(2ヶ月)
妊娠4週・5週・6週・7週(2ヶ月)での様子を詳しく紹介します。
この時期は、妊娠初期と呼ばれる時期でママの体に大きな変化が訪れる時期です。
妊娠を継続させるために、黄体ホルモンの分泌量が増えてきます。この影響で体調や精神面で様々な影響が出てきます。
■妊娠初期に出る主な症状
・腰の張り。
・眠気やだるさ。
・便秘になる。
・微熱が続く。
・頭痛やイライラ。
・乳首がチクチク。
・下腹部痛。
・おりものの量が増える。
妊娠初期は、お腹の赤ちゃんの重要な器官を形成する時期です。
・薬やたばこ、お酒を止める。
・激しく運動したりストレスを溜めない。
このようなことに気をつけて、ゆったりした生活を送るようにしましょう。
妊娠4週・5週・6週・7週(2ヶ月)の赤ちゃんの大きさ
妊娠7週ごろの赤ちゃんの大きさは、
●赤ちゃんの大きさ 12mm未満
●赤ちゃんの体重 4g未満
この時期は、胎のうが確認できる時期です。この頃の赤ちゃんは胎芽と呼ばれ赤ちゃんの重要な器官が形成される時期です。手足の区別もつくようになります。
この次は、妊娠2ヶ月の注意点と必要な栄養素を詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠2ヶ月の注意点
妊娠2ヶ月というと、ママの体に大きな変化が現れる時期です。生理が遅れたりムカムカや眠気など妊娠の兆候が現れてきます。
妊娠を意識したら、妊娠検査薬を使って反応がでるか確認してみましょう。
■妊娠検査薬の特徴
・生理予定日当日または1週間後より使用できます。
・朝一番の尿が反応が出やすい。
・早く使うと反応が出ないことも。
妊娠検査薬はフライング使用などせずに正しく使用するようにしましょう。
妊娠検査薬では正常な妊娠かどうか分かりません。子宮外妊娠(異所性妊娠)や胞状奇胎など異常な妊娠でないことを確認するため、すぐに産婦人科を受診するようにしてください。
産婦人科では、尿検査や超音波検査、内診などが行われます。
■妊娠が確定する条件
・胎のう(赤ちゃんの袋)が確認できる。
・胎芽(赤ちゃんの姿)が確認できる。
・赤ちゃんの心拍が確認できる。
一般的に、妊娠5週~6週ごろ確認できることが多いです。生理周期は個人差が大きいので確認できないときは慌てずに次の健診まで待つようにしましょう。
正常な妊娠を確認できたら産院探し
この時期から産院を探すの?早くない?と思うかもしれませんが、最近の産科医不足、産婦人科の減少などにより分娩予約が取りづらい状況になっています。
特に里帰り出産を考えている人は早めに行動を起こすようにしましょう。産院の口コミを家族や友人、ネットなどから収集して自分にあった産院を探すようにしましょう。
妊娠中に必要な栄養素
妊娠中は、食事の内容に気を配ることも大切です。外食やコンビニ弁当は控えて自分で調理して栄養バランスを考えた食事にしましょう。
■妊娠中に必要な栄養素
・葉酸
・鉄分
・カルシウム
・食物繊維
・ビタミンB群
・ビタミンC
これらの栄養素をバランスよく摂取することが大切です。とは言ってもつわりが始まる時期なので食べるのがやっとということもあります。
そういう場合はサプリで補うのも方法の一つです。

妊娠初期に葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
妊娠4週・5週・6週・7週(2ヶ月)はつわりなどで体調も大きく変化する時期です。つわりも始まるので工夫して生活を送るようにしましょう。
具体的なつわり対策は妊娠つわり・悪阻対策まとめでまとめています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。