妊娠生理
妊娠生理とは、妊娠しているのに生理のような出血があることです。通常は、妊娠すると生理が来ないのが普通ですが、ごく希に生理ぐらいの月経量があって妊娠しているケースがあります。
生理と勘違いしやすいのが、着床時出血です。この出血を生理と勘違いして妊娠に気が付かない人も多いようです。
一般的には、生理が遅れて妊娠かな?と思うことが多いのですが、途中で着床時出血があると生理と勘違いすることが多いです。
妊娠かな?と思ったら、生理予定日1週間後ぐらいに妊娠検査薬を使って判定するのが確実です。早い時期にフライング使用すると正確な判定はできないので注意しましょう。
妊娠生理は着床時出血?
妊娠生理は、着床時出血とも呼ばれます。受精卵が着床したときに、少量の出血を起こすことがあってこれを着床時出血と呼んでいます。
着床時出血は医学用語ではありません。医学的には月経様出血と呼ばれるものです。字の通り月経のような出血があるため、こう呼ばれています。
出血が少量で数日で止まることが多いです。
妊娠すると、生理がこないことがほとんどですが、ごく希に着床時出血として通常の月経量と同じような出血がある人もいるようです。
この次は、妊娠生理を見分ける方法と症状などを詳しく紹介します。まだまだ続きます。
妊娠生理を見分ける方法
妊娠生理をすぐに見分けられる方法があります。
■妊娠生理を見分ける方法
妊娠生理を見分ける方法として、
・基礎体温を測っていることが前提。
・出血があったら基礎体温を測る。
・高温期を持続していれば妊娠の可能性。
この方法が見分けやすいです。
もし、基礎体温を測っていないなら、今すぐ基礎体温を測るようにしましょう。今なら「ルナルナ」などスマホアプリで簡単に記録できます。
妊娠を考えるなら、基礎体温を測ることが近道です。
もっと性格に妊娠生理を確認するには、生理予定日1週間後に妊娠検査薬を使う方法です。これなら、ほぼ確実に妊娠しているか分かります。

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
妊娠生理の症状
妊娠生理の症状として、大きなものに出血がありますが、出血の他にも様々な症状が現れることがあります。
■妊娠生理の主な症状
・頭痛
・吐き気
・胃痛
・腹痛
・腰痛
・下腹部痛
・股関節痛
・足の付け根が痛む
・太ももが張る
このような症状が出ることがあります。この症状を超妊娠初期症状と呼ぶこともあります。
しかし、このような症状は通常の生理前の症状と似たような感じなので妊娠の初期症状として感じる人は少ないようです。
不正出血の可能性も
もしかしたら、その出血は不正出血かもしれません。
不正出血の原因は、子宮腟部びらん、子宮頚管ポリープ、子宮内膜ポリープ、粘膜下子宮筋腫、クラミジア頚管炎、子宮体がん、子宮頸がん、無排卵性月経などたくさんの病気があります。
中でも無排卵性月経は、排卵が起こっていないのに出血がある病気です。出血があるので生理と勘違いします。排卵がないので妊娠できずに不妊の原因となっています。
生理以外の出血は、全部不正出血です。生理以外の出血があったら、産婦人科を受診して原因を調べるようにしましょう。
妊娠生理は、基礎体温を測ることで分かりやすくなります。妊活では、基礎体温はとても大切なので面倒がらずに毎日測るようにしましょう。
この他、妊娠中に注意する点については妊娠中の注意点で、妊娠したい人向けの話題は妊娠したいでまとめました。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。