妊娠超初期症状のおりもの
妊娠の超初期症状の一つとしておりものの変化があります。妊娠超初期とは、妊娠0~3週のことを言います。この時期に、妊娠に関連する体の変化に気が付かない人が多いです。
妊娠すると、おりものだけでなく様々な変化が現れることになります。生理予定日を1週間過ぎても生理が来ない場合は、妊娠検査薬で妊娠していないか確かめるようにしましょう。
超初期症状のおりものの色
この時期のおりものの色は、透明か白色が多いです。茶色やピンク、茶褐色などは血液が混じっている可能性もあるので不正出血かもしれません。
黄色や黄緑色のおりものは、内部のどこかに炎症がある可能性があります。膣炎やクラミジアなどの感染症の疑いもあります。
色が付いてるおりものは、何かしら体の変化のサインかもしれません。異常に気が付いたときは、すぐに産婦人科を受診して原因を調べるようにしましょう。
おりものの量は?
妊娠超初期症状でのおりものの量は、少し増えると感じる人が多いようです。変化のない人もいます。個人差が大きいです。
■おりものの匂いは?
おりものの匂いは、ほぼ無臭か少し酸っぱい匂いがします。魚の腐ったような悪臭やカッティングチーズのようなキツイ匂いは異常があるサインかもしれません。
すぐに産婦人科を受診して原因を調べて治療するようにしましょう。

妊娠前から初期にかけて葉酸を摂取することで、先天性の異常である、「神経管閉鎖障害」のリスクを70%も低減できることが分かっています。
日頃から、十分な量の葉酸を摂取することが大切です。
詳しくは、下記ページで説明しています。読んでみてください。
●妊娠前・初期に絶対必要な葉酸

赤ちゃんとママの明るい将来のためにも、今すぐ葉酸を摂取するようにしてくださいね。
葉酸サプリの選び方については、失敗しない!葉酸サプリの選び方で解説しています。こちらも併せて読んでみてみてください。
この次は、おりものの種類などについて詳しく紹介します。まだまだ続きます。
おりものの種類
おりものは、つぎのように分けることができます。
・ピンクや茶色のおりもの
・水っぽいおりもの
・黄色、黄緑色のおりもの
・水気がないおりもの
・魚の腐ったような匂い
・クリーム色で泡立つ
色や性状でこのように分類できます。
●ピンクや茶色のおりもの
ピンク色や赤い色のおりものは、鮮血が混じっています。茶色は少し古い血液が混じったときに出る色です。
どちらも色も出血を意味しているので、すぐに産婦人科を受診して診察を受けてください。
●水っぽいおりもの
普段のおりものはサラサラしていますが、それよりも水っぽくて流れ出るぐらい量が増えているとクラミジア頸管炎の疑いがあります。
●黄色、黄緑色のおりもの
黄色や黄緑色のときは、淋菌や大腸菌が入って細菌性膣炎の疑いがあります。淋菌の場合は、抗生物質の点滴でしっかり治療する必要があります。
●水気がないおりもの
水気がなくてパサパサしたおりものは、カンジタ膣炎かもしれません。
●魚の腐ったような匂い
雑菌が繁殖したときにこのような匂いになります。
●クリーム色で泡立つ
クリーム色で泡だったおりものが出てかゆみが強い場合はトリコモナス腟炎が疑われます。
参考:おりもの異常と検査・考えられる病気 [婦人病・女性の病気] All About
妊娠超初期症状のおりものと思っていても、実は他の病気かもしれません。おりものに異常を感じたらすぐに産婦人科を受診するようにしましょう。
この他、妊娠超初期については妊娠超初期で、妊娠初期に気をつけることは妊娠初期に気をつけることで紹介しています。
妊娠初期の注意点は妊娠初期の注意点でまとめました。
妊娠したい人向けの話題は妊娠したいで解説しています。
妊娠では、妊娠したい人や妊娠初期の人に向けた情報がたくさんあります。参考にしてください。